今回はアクリル絵具について紹介します!
アクリル絵具というのは、描くときは水性、乾けばペンキみたいに耐水性になる
不思議な絵の具!
紙はもちろん、ガラスや陶器などほとんどの物に着色することが可能なので、アート好きにはとってもおすすめの画材になります。
BEEARTSCHOOLでも1番持ってきて〜!と言われる画材です。
アクリルには大きく分けて『アクリルカラー』と『アクリルガッシュ』の2種類があります。
『アクリルカラー』
①透明、不透明、半透明の種類がある
②乾くと艶が出る。
③水分量の調整で、水彩のような重ね塗りの表現もできる
(下の色を透かすこともできる)
『アクリルガッシュ』
①不透明。下の色が透けない。→水で薄めればできないこともない。
②ムラのないべた塗に向いている
②乾くと艶消しになる。
しいていうならば…
工作で使うなら、素材の色が透けにくい不透明の
『アクリルガッシュ』
絵画的な表現で、重色を大事にするなら透明度のある『アクリルカラー』
といった感じでしょうか。
しかし、どちらも工作も絵画も使用できるため、必ずしもというわけでは全くありません!
使い方をちゃんと学んでから、自分にあった用途を見つけらるまでは、発色がよく、きちんと管理できるチューブに入っていればどちらでもOK と言えましょう。
じゃ、結局どっちを買えばいいの〜という話ですが・・・・・・
小学生のうちは、どっちでもいい!というのが正直なところです
アクリルを選ぶ上でのポイント
⭕️フタの開閉のしやすさ
⭕️カラー展開
⭕️使いやすい粘度
⭕️発色
発色が微妙なもの、粘土が強すぎや、弱すぎは
とても使いにくいです
個人的には、以下4つをおすすめします
アクリルを使い始めの頃は、楽しくてたくさん使ってしまったりすることが多いので、色の種類の多さよりも、量やコスパを優先した方がいいかなと思いますよ
12色あれば十分です
サクラ アクリルカラー12色
カラー展開や粘度も使いやすく、適度な透明度。全てが標準的で使いやすい。
12mlで1300円くらい。安め。
ちなみに、サクラのガッシュは不透明。ポスターや工作向き。
いずれも蓋が小さいので紛失しやすいのが少し難点。中高生には物足りないかも。
アムステルダム
アクリリックカラー 12色
コストパフォーマンスが良いアクリルカラー。
バランスがよく、値段に対して発色もよい。絵や工作は思いっきり描いて欲しいのでコスパも重要ですよね!20ml2600円くらい。
単色120mlのサイズを680円で販売しているので、白などは大きい方がコスパ💮
ターナーアクリルガッシュ
発色よく、厚塗りにも塗れるので
粘土作品などの仕上げにも適しています。
伸びがよく、少し透明度があるので絵画的表現も豊かです。
教室で1番使ってる人が多いかな?迷ったらコレ!といった感じ。
11ml 1500円 20ml 3000円
ホルベインアクリリックカラーヘビーボディ
透明度がほどよくあり、発色もよく、美しいツヤがあります。
絵画を中心に制作する場合は、こちらをおすすめします。
重色がとても綺麗ですよ。中高生向きかな。
12ml 1500円 20ml 3200円
種類がたくさんあって迷ってしまいますよね!
表現したい物にあったアクリルが1番よいと思いますが、まずは好きな色が多いものを買うと良いでしょう。
またアクリルはセットで買うのが安いです。
使う色というのは偏りますので様子をみて、少なくなったものを買い足しながら使うのがよいですよ白などたくさん使うものは容量の多いものを買うのがおすすめです。
ちなみに、アクリル絵の具を普通のパレットで利用すると、くっついて取れなくなります。
どんどん白い部分はなくなっていく…みたいな使い方もありだと思いますが、アクリルの時は紙パレットを使用するのがおすすめです