社会的ひきこもりとは、

20歳代後半までに問題化し、6ヶ月以上不登校や就労せず、社会参加を行わない状態が続いていることを、呼びます。


ひきこもりの状態を、大きく分けると、精神疾患が原因でひきこもり状態となっている場合と、精神疾患が原因でないひきこもる場合があります。

社会的ひきこもりは、後者の場合をさします。


社会的ひきこもりは病気ではない・・・と言われているが当事者等にとっては大変大きな負担が生じているのが普通です。

また、原因は人それぞれで様々な要因で生じています。


1、不登校から、引き続いてひきこもり状態に継続となっている人もいます。


2、学校を卒業してから、対人関係で傷つき、これらの要因で成る人もいる。


3、ひきこもりの状態の大半の人に、昼夜逆転(昼間寝て夜起きる)の生活状態となっている事例が多い。


4、本屋や、近くの商店、コンビニ等には行けるが、人の多い所は苦手だと言って、出かけない人も見られる。


5、長くひきこもっている状態で、家庭暴力や物を壊したりする問題行動を起こす場合も生じることがあります。


ひきこもりの当事者は、決して怠けているのではないので、叱責や励ましは逆効果となる場合が多いので留意しましょう。

本人が、家族と橋しやすい状況(雰囲気)をつくり、日常の会話が出来るようにしよりよい家族関係を築き、人間関係における傷つきから、本人の回復をはかるようにしましょう。

この場合、決して焦らず行うことが大切です。