呼吸は、無意識に行っています。

心臓や内臓の働きも同じように、自律神経がコントロールしています。


無意識に行っている呼吸ですが、肺は内臓の種類の中で自分の意識でコントロール出来る臓器です。

この呼吸を意識して行い、心を落ちつけたり、穏やかにしたり、自律神経を安定させることが可能。


呼吸は、気持ちが落ち着いている時は、深くゆっくりした呼吸をしているはずです。

逆に不安等があって心に落ち着きがない時は、浅くて早くなる。


不安や緊張等があり、悩みごとなどこだわりを持っている神経症のある人等は、こだわりが無くなれば心が楽な状態となると思いませんか?


人間は一般的に一つの事しか集中して考えることが出来ない、嫌なことにこだわっている事を忘れ、別の事に意識を集中出来れば、そのこだわりから離れます。

このこだわりから離れることが出来る方法の一つが、手軽に出来る呼吸法があります。


心が乱れて困る人は、


吐く息を、1~、2~・・・と数えるように呼吸するようにします。これをゆっくり深呼吸をするように続けると、次第に気持ちが穏やかになってくることが気付くようになるでしょう。

この時、意識がこだわり事に向く場合は、初めから再度行うと好い。

またこの時、複式呼吸法を併せて行えば、更に効果が増すでしょう。