入院中にやたら人気者になり

どうしていいか悩んでいたときの主治医の言葉



  Aiさんはそういう空気持ってるんよ

  話聞いてくれそうなオーラっていうんかなぁ

  でもね、言葉悪いけどゴメンね

  夏になると蛍光灯に虫が間違って群がるでしょ、あれなんよ

  Aiさんは余裕ありそうでないでしょ?

  だけど太陽と間違えて人は頼ってくるから、しんどいんよ


  Aiさんは蛍光灯なの、自覚して??

  そして「間違ってるよぉ、太陽はあっちだよぉ」って

  教えてあげなきゃいけないんだよ


  太陽だと錯覚したらあかんで

  一緒に共倒れしたら悲しいし辛いでしょ、わかる??



無茶言うなぁ…と思いながら、だけどめちゃ納得した

なんで人といて辛いのかとか

なんで男と長く続かないのかだとか応用したらわかったから


見た目の雰囲気と

ありのままの自分とのギャップ


それがほかの人より大きいだけで

人間性に欠けてるわけじゃないんだとわかったら涙が出た



主治医はサラリと言葉の処方箋をくれるから

主治医の言葉は私の心によく響くから

主治医は彼女じゃなくてはありえない


太陽じゃない私に太陽になれというわけでなく

蛍光灯は蛍光灯でいいんだよと



いつか家出してどうにもならなくなって病院に電話した時も


  こうしろというわけじゃないの

  こうできたらきっと良くなっていくから

  Aiさんがこうなれたらいいなぁ…って勝手に思ってるの


そう言ってアドバイスをくれたから助かったことがある


あぁ、応援してくれる人がいる


その存在を感じるだけで素直になれたり頑張れたりするもんだよね

だから人って素敵だなぁと思う

だからやっぱり、まだ人生を終われないなって思う