家から50mの場所。
ボカしますが、
カマキリが車に轢かれてしまった模様。
完全に息絶えておりました。残念です![]()
一度、通り過ぎた後に戻って、確認しました。
小さめのハラビロカマキリで、うちのコではありませんでした。手を合わせて合唱。
その近くになんだか蠢動しいているモノが。
閲覧注意です
もしかして、これは昆虫界では有名な、カマキリに寄生する「アレ」ではなかろうか。
そう2017年のセンター試験にも出題された「アレ」です。
知っている人も多いかも知れませぬ、
その名は「ハリガネムシ」
私のハリガネムシ(寄生生物)との出会いは、小さい頃でした。
家の水槽の中で父が黒い紐状のようなものを発見し、保健所でその正体はわからず、役所に行き「ハリガネムシ」という寄生生物ということを教えてもらい、知りえました。
その近くに、もしかしたらカマキリがいたかもしれません。その当時はカマキリに寄生するなんて、知るよしもなく。
こんな小さなカマキリの体に、こんな長いモノが寄生して、カマキリの脳を操るなんて、恐ろしいです。
カマキリの中でも特にハラビロカマキリに、寄生する割合が高いと言われています。このコもハラビロカマキリでした。
この記事の中で、
「カマキリとハリガネムシの関係」を知らない方は???が浮かんだことでしょう。
まず、寄生生物は、地球上で知られている生物種のおよそ40%をも占めています。
自然界で、もっとも成功する生き方を身に付けた生物ともいえますよね。
それら寄生生物の中には宿主の行動を変えてしまう種がたくさんいるんです。
例えば、今回のハリガネムシ。
画像をお借りしました
図を見るとわかりやすいのですが、
①ハリガネムシは水中でふ化し、
②まずユスリカなどの水生昆虫に寄生する。
③宿主(ユスリカ等)が羽化して水から飛び出し、カマキリらに食べられると、それを最終の宿主として体内で成長していきます。
ハリガネムシは陸では生きていけません。
④そこでカマキリに自殺行為をさせるのです。
脳を操り、水が苦手なカマキリに川や池へ導かせ、水中に飛び込ませて、ハリガネムシは水中に脱出。
⑤これにてハリガネムシは水中で産卵ができるのです。
仮にカマキリは溺れなくても、いずれ死へと導かれてしまうというもの。
そんな寄生生物ハリガネムシを
今回見ることができました。
残念ながら、カマキリを助けることもできず、
またハリガネムシを助けることしませんでしたが、よい観察でした。
こちらはハリガネムシの動画です。
蠢いている様子。
責任は取れませんので、心が尋常なくらい丈夫だわという方どうぞ。正直、気持ち悪いですけど。

「ハリガネムシ」について
ハリガネムシの寄生先は
カマキリ、バッタ、カマドウマ、キリギリス、コオロギ、ミズスマシ、ゲンゴロウが知られています。
また、ハリガネムシという名前の由来は、
表面がクチクラ(丈夫な膜)で覆われているため、乾燥すると針金のように硬くなることから、この名がついたようです。
ミミズなどとは異なり体に伸縮性がなく、のたうち回るような特徴的な動き方をします。
体は左右対称で、
体長数 cmから1 mに達するそうで、
直径は1 - 3 mmと細長い。
今日からあなたも、ハラビロカマキリを見たら
ハリガネムシがいるかも!と思うかもしれませんね。余計な知識だったらごめんあそばせ。



