2024年の7月1日は
七十二侯の「半夏生」です。
半夏生(はんげしょう)って花なんですよね。
その花の名前の由来は夏至から数えて11日目頃の七十二侯「半夏生」の頃に咲くからという説、
葉が半分白くなる様子から「半化粧」という説があるようです。
葉が白くなっていますが、これは半夏生が虫媒花であるため、葉を白くして虫に花のありかを知らせるためではないかといわれているそうです。
※ 虫媒花とは昆虫を媒介して受粉を行う花のことです。
夏至(6月21日)から11日目にあたる日を半夏生とされていましたが、
現在では太陽が天球上の黄経100度の点を通過する日を半夏生といい、2024年は7月1日になります。
※夏至・・・1年でもっとも日が出ている時間が長い日のこと。また 夏至は「夏に至る」という言葉の通り、本格的な夏の始まりを意味し、気温が上がってくる時期です。
この日は天から毒気が降ると言われ、
井戸に蓋をして毒気を防ぎ、
この日に採った野菜は食べてはいけないとされていました。
なんだか怖い日なのね。
というわけではなく
農作業を休み、
身体を労わる日のためだそうです。
麦茶でもハイどうぞ。