黒いカタツムリ
「ウスカワマイマイ」
2024.5.1 1:00am
【カタツムリとナメクジの違い】
カタツムリは大丈夫なのに、
ナメクジは苦手です。
カタツムリとナメクジ似てるけど、何が違うのだろう?
と疑問を抱いた人もいるかな。
小さい子なら
「見た目!殻があるかないか」っいいそうですよね。
いずれも陸産貝類に属する巻き貝の仲間です。
近縁ではあるものの、
カタツムリとナメクジは別の生き物。
丸い巻き貝状の殻を持つのが
カタツムリ(蝸牛)
進化の過程で殻が無いか、
殻が退化して見えないのが
ナメクジ(蛞蝓)です。
だからって、
カタツムリの殻を無理やり取っても
ナメクジにはならないんです。
しっかりと体とつながっていて、
殻の中には心臓や肺、腸などの内臓が入っているので、殻を取ってしまうとたちまち死んでしまうのです。
なのでヤドカリのように成長と共にお引っ越しもできなければ、
ナメクジが空の殻を見つけてカタツムリになることもできないのです。
【活動時間と睡眠】
カタツムリは、30時間以上活動し続けた後、13時間〜15時間以上の睡眠を7回ほどに分けて取っているそうです。
精神的に過酷な生活を送っていない
カタツムリは他の生物のように
“いつも睡眠が必要”というわけではないため、30時間も活動を続けられるそうです。
【オスとメスの区別】
カタツムリには、オスとメスという性別がありません。
移動能力があまりに低いせいで、
出会いのチャンスが少なく
幸運にも出会った相手が同性だと繁殖の機会は失われてしまいます。
そのため、出会ったカタツムリは、お互いに精子を交換して受精し産卵するそうです。
その卵がこちら。
画像お借りしました
これはナメクジの卵で透明ですが
カタツムリは白色です。
【食べ物】
カタツムリは、ありとあらゆる植物を食害します。
好き嫌いはなく、葉や花びら、落ち葉やキノコなどを片っぱしから食べてしまいます。
人間にとってカタツムリもナメクジも
噛む、刺すとかはないですが
不快にさせる害虫なんですね。
ぬめりもよくないですし。
小さい頃は、でんでんむしのツノをツンツンしたり、昆虫容器で飼育したりして楽しんでたんですけどね。
まして手をまめに洗うわけでもなく。
よく大丈夫だったなー。
ちなみに“でんでんむし”
っていうけれど、
虫(昆虫)ではありませんよー