1年の春夏秋冬を
4つに分けたものを「四季」
24に分けたものを「二十四節気」
72に分けたものを「七十二候」
七十二候は季節ごとの虫や鳥
植物や天候などの様子が
表現されています

桃始笑の次候
本日、3月15日は
第九候「菜虫化蝶」
〝 なむし ちょう となる 〟
と読みます。
菜虫とはアブラナ科に属する菜類を食べる昆虫の幼虫の総称です。
化蝶とは本来の(蛹)から姿を変えて別のもの(蝶)になることです。
この候で啓蟄の期間は終わり次は春分です
ところで
アブラナ科の葉を食べられる虫は
ごくわずかであるんです。
アブラナ科の野菜はアブラナ属に属し
ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、ケール、カラシナ、カブ、ルッコラ、ダイコン等
人間には害はないのですが、
虫にとったら強力な毒を含んでいます。
そのためほとんどの虫は
食べることができません。
蝶の中ではモンシロチョウとスジグロシロチョウの幼虫です。
3月5日の啓蟄を迎えたあたりから
越冬をしたモンシロチョウの蛹は
約5~10日の期間を経た後、美しい蝶に変身。
約2週間の寿命と言われている間に
ヒラヒラと舞い、
人生を謳歌して愛するパートナーを見つけ
卵をアブラナ科の葉に産みます。
3~5日の卵期間を経て
卵から姿を現した幼虫は、
立派な蝶になるため、
むしゃむしゃと勢いよく葉を食べます。
この葉っぱがアブラナ科の葉なのです。
幼虫で過ごす9~11日間(アオムシ、イモムシ)は十分に栄養を蓄え蛹へと変化していきます。
このサイクルでいくと
卵から蝶になるまでは30日から40日ほど。
これを4回〜5回程繰り返すため、
春にも夏にも秋にも
モンシロチョウを見かけるのです。
だから野菜にくっついてる
アオムシに出会う頻度が高いのですね。
ちなみにツレのお母ちゃん。
野菜にくっついてるアオムシを気づかず
調理してしまった時は
貴重なタンパク源として食します。
