今日の断酒会から帰ってきて、妻と話をしていた。

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妻は、私が4回目のスリップをしたときに、

「この人にとって、断酒するってことはどんなことなんだろう?」

と真剣に考えてくれていたらしい。


その時の考え方を聞いて、私は改めて
妻を尊敬したので、以下に記したい。

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妻は東北出身で、正直、訛っている。
(と言ったら、キレられるから私は言わない。笑)

本人は自覚がなく、
友人らとランチに行くと
いつもみんなから「あんた訛ってるよ」と
言われるそうだ。

本人は、いたって「標準語」で
話しているつもりにもかかわらず…。

生まれ育った地で、
当たり前に身についた『訛り』

妻は、この『訛り』が、
夫にとっての『飲酒』なのだと、
置き換えて想像したそうだ。

私の『訛り』は、確かにあるらしいけれども、
周りから「おかしい」と言われても自覚できない。
自分にとっては当たり前で、空気のように
当然に有るもので、それ無しには生きてこなかった。


それを、明日から、
「はい、それはダメだから止めてね」
言われたとする。

それが、夫にとっての『断酒』なんじゃないか
妻は考えたそうだ。

そう考えると、
毎日気を遣って話さないといけないし、
そもそも何がダメなのかわからないし、
しゃべるのが途端に怖くなるくらい、不安。

そして、
ふっとした時に『訛り』が出てしまうことも
あるだろう。それが『再飲酒』なんだな。

そんなふうに注意して
杖代わりにしてきた“当たり前”を手放して
毎日、一生、生きていくことが、
『断酒して生きていく』ということか。

ストックありでスキーしていたのに、
いきなりストックを両手から外されたような。


それは、あまりにも
大変で、辛いことだろう。
もしかしたら、自分には
できないかもしれないぐらいの。

そんなことを、
簡単に「やれ」なんて言えないし、
事実、今そう簡単にいかないのは、
その証拠だろう。

これは、
どっかり腰を据えて、
取り組むしかない
『病気』なんだ。


そう思って、ようやく想像ついたよ!
違うかもしれないけど、と。

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私から言わせれば、全然違わない、

ドンピシャだ。


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なぜ、そんな風に解るんだろうか。

私は今まで、そんな風に真剣に
他人の心情を慮ったことが、あるだろうか。

私は、反対の立場でそんなふうに思えるだろうか。



アスペルガーの私は、
よく職場で叱られ、よく言われた。

「他人のきもちになって考えろ」
「想像すれば分かるだろ」
「自分に置き換えてみろよ」

社会人になってすぐの
挫折らしい挫折経験がそれだ。
その意味が、ようやく分かった。

“違うかもしれない”という
謙虚な前提に基づいて、
共通項のある経験済みの事象に置き換えて、
それそのものではなく、
「自分にとっての事象」として捉えて、
『感覚を吟味する』ことを指していたのか!

そして、それがどれだけ難しいか、
骨身に染みるほど分かる私は、
妻がどれだけ凄いか、思い知った。

いい日だ。


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ありがとう。

あなたのお陰で、
私はもう、
寂しくなくなりました。

『飲酒』は、私にとっての杖ではなくなったよ。

だから、見ててくれ。

あとは、俺が
「断酒道」を、
「人生」を、

堂々と生きているかどうか。



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