いい朝ですね。
今日は4:50に目が醒めました。
一瞬、どこにいるのかわからない感覚に襲われました。
全然違う人生を生きていて、全然知らない女の人と結婚している夢。
パラレルワールドがもしあるなら、そんな未来もあったのかもしれません。
しかし、生きるは、今。
眼を啓いて、見つめるべきは、今。
たくさんのビルやマンションやホテルが立ち並んでいるのを上から眺める。
あの小さな窓の1つ1つに、
かけがえのない人生1つ1つが詰まっていて、
日々日が昇り、日が沈む。
1人だけど、独りじゃないんだなぁ。
生まれなかったら、
今日こんな気持ちで
品川の景色を眺めることも、
朝の匂いを感じることも、
腹の底から湧き上がる暖かさを感じることも、
「何もなかった」のだ。
辛いことはたくさんある。
嫌なことは山ほどある。
でも、それも生きていればこそだ。
生きていれば、なんとかなる。
なんとかなる。
妊活を始めて3年。
まだ私たちは授からない。
命は、勝手にポンと何の苦労もなく授かるものだと思っていた。
何と愚かな、浅はかな考えだったのだろう。
私たちのところにはなぜ来てくれないのか?素直に他人の妊娠を喜べない自分が、嫌だった。
そんなとき、
ドラマ「隣の家族は青く見える」で、深キョンが、刺さる事を言っていた。
「赤ちゃんの誕生って本当に奇跡だなって。お腹の中に赤ちゃんが宿ることも、この世界に赤ちゃんが誕生することも。すくすく成長することも、ほんとは一つ一つが奇跡だなあって。」
私たちは奇跡の連続の上に成り立っている。
その奇跡は、自分が何もできないときに支えてくれた親や関わった全ての人がいてくれたからだ。
だから、この窓から見える部屋の1つ1つも、何かしらの形で、私たちを助けてくれているのだろう。
奇跡は羨ましがれば起こるわけじゃない。
私たちは私たちのペースでいけば良い。
隣の夫婦は青く見えるだけで、みんな何かしらの問題と戦いながら、ともに生きているのだ。
1人だけど、独りじゃない。
そう考えたら、優しい気持ちになれる。



