『キャビンアテンダントやってました！』
まぁ、言ったからにはバレてまったし、リクエストもたくさんあったから、CA時代についての裏話も書いちゃおうかな（＾ω＾）
まずは、CAしてて1番号泣したお話。
あれは、確かバンコク→成田便だったかな。
バンコクから、ベトナムかカンボジアの難民の人たちがたくさん乗って来た。
後ろのエコノミークラス全部がそうだったかな。
そのとき、YOUは1番後ろのドア担当。
よって、後方のエコノミークラス担当。
困ったのは、みんな英語が話せない(>_<)
それだけでなく、これから成田乗り継ぎでアメリカやブラジルに行くので、みんな不安で怯えてまったくコミュニケーションできないの。
半数以上が子供達（赤ちゃんから中高生くらいまで）。
YOUたち後方エコノミーのCAは4人で、だいたい80人くらいを担当するんだが、言葉の壁が全てを遅らせる…
飲み物サービスも食事サービスも(>_<)
1人だけ添乗員らしき人がいて英語がわかるんだが、1人でみんなの通訳は無理だし。
最初の2時間くらいはYOUも時間との闘いでジリジリイライラしながらも、母国から見知らぬ国へ移住する彼等の不安な気持ちは痛いほどわかってたから、なんとかしたくて焦ってた。
YOUも同僚もほんとに一生懸命コミュニケーションしようとがんばってはいたけど、なかなか心を開いてくれず…
とりあえずは笑顔だと思い、しっかり目を見て、時には優しく触れて、微笑みまくってた。
そしたら、少しずつ少しずつ…彼等が心を開いてくれて、2回目の軽食の時は、身振り手振りでなんとかスムーズにサービスができるようになったんだよ。
彼等も笑顔が増えて、キャビン（機内ね）の雰囲気が楽しげに変わってた（＾ω＾）
1人の男の子が地図をYOUに見せて、『こんな遠い国まで行くんだ』みたいな不安な顔をしたから
両ホッペをミョ〜ンと軽くひっぱりあげて『スマイル！』と言って力強くうなづいてあげた。
少し通じたのか、彼も笑って力強くうなづいたのが嬉しくてジーンときたよ(^_^)
で、成田に到着。
彼等は乗り継ぎだけど、YOUたちはここでサヨナラ。
飛行機が着陸してゲートに着いたとき、彼等がみんな立ち上がって、1人の声かけを合図に…
手拍子と足踏みで、なんかの歌を唄い出したの。
内容はわからなかったけど、それがYOUたちに対するお礼の歌だったのは充分に伝わったよ。
乗ってきた時はあんなにみんな怯えた顔してたのに、みんな笑顔で、力強く声出して(T . T)
もう、号泣でしたよ。
YOUの担当ドア近くにいた人たちをできるだけたくさんハグして、泣き笑いなひどい顔して送り出したな。
『がんばってね！幸せにね！！』
笑顔は不思議なパワーをくれる。
人を幸せにできる。
その出来事から、YOUはそう信じてるんだ。
あの時移住した国で彼等が幸せに楽しく暮らしていますように。
これがまず1つ目のYOUが感動したイイ話(^.^)
また、書くね、裏話❤️