YOUが愛してやまないティム・バートンの世界・・・・・・
最近になって突然、ティム・バートンをなぜにこんなに劇的に
好きになったのか理由がわかってある意味、すげぃ驚愕したんだ★
さかのぼること・・・・YOUの少年時代・・・・いや、小学生時代・・・・・
実家に住んでて、腕白坊主でガキ大将で毎日野山を探検して
遊びまわってたんだけれど、唯一怖いものがあった・・・・・
それは・・・・・たま~に、ほんとごくたま~にやってくる
「物乞い」のおじさん。(←容貌で年齢わからんが・・・・)
黒くて長いボロボロのマントを来て、魔法使いみたいな黒い帽子を
かぶって、ジャラジャラあれこれつけて、がらくたみたいなのを
持ってでっかい黒い布のカバンを引きずりそうに持って歩いてた。
でも誰に食べ物を恵んでと乞うわけでもなく、残飯とかあさるわけ
でもなく・・・・・ただ無機質にうつろな雰囲気で歩いてた・・・・・
オトナたちがあまりに無反応だから、実はオトナには見えてない
のか!?と思ったこともあるくらい・・・・
「あのおじさんには関わっちゃだめよ」ってうゆう親とかもいそう
なのに、それすらも言われず・・・・・
あのおじさんがこの世界にいることがすごく違和感あって、なんか
そこだけ風景も空気も異色になってしまってたんだよ。
ガキ大将で好奇心旺盛なYOUがなぜかそのおじさんだけは
近づけなかった・・・・・
怖くてでも目が離せなくて・・・・気になって仕方なかった・・・・
オトナになるにつれてすっかり忘れてたけどティム・バートンの
「THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS」を初めてみたときに
なぜかそのおじさんの雰囲気にぴったりだと思って思い出した★
その作品が死ぬほど好きになって、あのおじさんが怖くなくなった。
そしてさらに月日が流れ・・・・・今から10年くらい前になるんかな?
「BIG FISH」ってゆうティム・バートンの映画を映画館で観たときに
すべてがぴったりハマったんだよ・・・・・・
あの映画、ほんっとにすげぃファンタジーでね・・・・いつもすげぃ泣く。
なんだろう。寂しいけど哀しいけどあったかいファンタジー。
あのおじさん、「BIG FISH」の世界にいたらすごくぴったりだ!と
いきなり思い出して・・・・・先日、また見返してみたら確信したんだよ。
(ああ、あのおじさん、この世界から落ちてきてたんだ・・・・・)と。
「BIG FISH」にはあのおじさんが足りないんだよ、絶対に。
そしてYOUにはあのおじさんがあの映画の中にいるのが見えた
気がしたんだ~
(あのおじさん、もとの世界にもどれたかな・・・・)
すごくそんなこと考える。子どものころに感じたあのフシギな感覚。
直感的に異世界を感じたあのおじさん。目が釘付けになって
いつまでもいつまでも見えなくなるまで見送っていた自分。
いつかティム・バートン監督に会えるときが来たら、このこと、
全部伝えたいんだ・・・・・・
そしてYOUがティム・バートン作品に惹かれるのは運命だったんだ
ってすげぃ思うんだ・・・・・・
これ、ずっと書きたかったこと。
うまくかけないな、あの体験。「BIG FISH」好きっていうヒトに話したい・・・・