続き。


舜は家の中で、

慎み深く振る舞ったので

堯の娘も決して親の

威光を鼻に掛けず、

謙虚に舜の家族の

面倒を看た。


また息子もますますその

人格が磨かれた。


コソウはそれでも舜を

殺そうとした。


それはもうあの手この手で。

省略するけど……。

簡単に言うと、

舜に高いとこ登らせて、

下から火を放ったんだけど、

舜は笠を二つ持ち、

ふわりと飛び降りたと。


もう一つは井戸を

掘らせて、

土で穴を塞ぎ

生き埋めにしようと

したんだけど、

舜は事前に横穴を

掘っててそこから脱出と。


父母と弟は死んだものと

思い彼の財産を分けようとした。

弟は舜の奥さん(堯の娘)を

自分のものにしようとした。

舜が死んだものと思っている

象は、舜の家で琴をのんびり

鳴らしていると、舜が帰ってきて、


象「いゃ~、その、兄貴のことが

心配だったんで…。」と


舜は分かっていながらも、

舜「そうか。

お前もわかってきたな。」と。


その後も益々父母弟を大事にし、

堯はついにいろんな官に就かせる。




堯は評判と実績をみてついに

位を譲る。


これが禅譲の始まり。

もとの意義は自分の子孫に

後継者がいないと、

そうゆう時に庶民であっても、

転嫁の万民を思い、広く天下を

治められる者に譲ること。

これが後に『三国志』とかで

曹丕が漢の献帝に武力で脅して

位を簒奪する言い訳になるわけで。


にしても、すごい忍耐力というか、

殺意いだく者に対しても愛するって。