昨日


今、勤務してる学校(中学校)で


ブラスバンド部が夏の発表会

(県か市か忘れた)に向けて


ピアノのオーディションが行われた。


放課後の音楽室。


5、6人の生徒が並んで待ってた。


時間があったら

聴きに来てやって下さい。

声はかけてもらってたけど


ちと仕事が立て込んでて

行けなんだ。


でも


開け放たれた

音楽室の窓から

聞こえてくる

ピアノの音が良かった^ ^



俺は

やったことがないんで


上手い下手の基準が

よう分からん。


みんな上手^ ^


でも

漫画やアニメみたいに


心にビビビーンと来るような

そんなことはない。


そもそも

そんな、ええ耳と

音楽的感性なんかない^_^


知らない課題曲を聴きながら

足り扉の鉄製のコマの交換をしてた。



子供の頃


ピアノが習いたかってなぁ。


なんでか

っつうと


小学校の音楽会で


俺らみたいな

その他大勢は


カスタネットか

トライアングルか

鈴を持たされて

ズラっと並ぶやん。



そこに

ピアノの弾ける子

(100パー女子やったな)が


譜面、持って

後から静々と登場して

客席に一礼して

椅子に座り


ピン

ポン

ピーン

って

三音、弾くやん。


最初のピンで


俺らは姿勢をただし


次のポンで

客席にアタマを下げ

(なんで?)


最後のピーンで

元に直るやん。


あれよ。


なんで

あいつの

指先ひとつで


背筋をピンとしたり

下げたくもないアタマを

下げたりせなアカンねん( ̄Д ̄)ノ


って


小2の頃から

思うてたな^ ^


ほんで

練習中


ピアノの指示に従わず

礼をせえへんかったら


先生にしばかれたわ( ;  ; )



そんなこんなで


ピアノを習い


他人に命令されんでええニンゲンに

なりたくて


おかんに


「ピアノを習いに行きたい!」


申し出たら


「あんなんは(ピアノは)

ええしの子(大金持ちの家の子供)の

やることやさかい

うちなんか行けるワケないやろ!」

って


すげー怒られた( i _ i )


そして


諦めた。


自分が

ええしの子ではないことは


よーく分かってたからや。



その後


同級生に

空手を習ってるヤツがいた。


拳と蹴りで

同級生のアタマを下げさせる。


ピアノ女子と同じやな^ ^



俺も

空手が習いたかった。


近所に


極真の中村道場があったから


親父に


「空手、習わしてくれ!」

って頼んだら


「そんな月謝があるわけないやろ!」


って


めっさ怒られた( i _ i )



俺の少年時代


別勉(塾のことな)や

習い事に行けるんは


余分に金のある家だけで


ギリ


近くのお寺さんの

おじゅっさん(住職)が


ほとんど

タダみたいな金額で


お習字を教えてくれるくらいやったな。


夏休みとか

たまに

行かされたけど


正座するんが

しんどかったわ。




昨日


ピアノの音を聞きながら


みんな


ええしの子ぉなんやろな



当時に


思いを馳せたね

( ̄▽ ̄)




今日は


サックスのオーディションやってさ。


また


窓の下で

仕事しながら


聴くとするか


♪( ´▽`)