もう

この記事も

何年越しになるやろ^ ^


若い頃に

北関東から

駆け落ち同然で

こっちに来た若い衆。


腕のええ板前になったらしく


若いのに

こっちで家まで買って

子供も3人。


そして離婚♪( ´▽`)


親権は父親

男の子を3人を育てながら

板前するんは無理と考え


時間に比較的自由な仕事に転職。


そして

俺と知り合う。


中学

高校

専門学校と


ずっと

子供達の弁当を拵えてた。


「弁当くらい

自分でやらしたらええやん」


って

周りから注告もあったけど


180オーバーのガキ3人の

朝飯、弁当、晩飯、夜食を

ずっと作って


腕を錆びさせないようにしてた。


1番下のガキが

実業団リーグに就職が決まり


2番目が

専門学校卒業を機に


ガキどもが


「おとん

俺らは自分のことは

全部、自分らでするから

おとんは店やりいな」


って

言うてくれた。


もう一度

店をするんが夢や

って


ガキどもは

覚えててんよな^ ^



それに


最後の背中を押されて


店をすることになった。


和食の小料理屋。



ついに


こないだ

オープンやった。



知り合い達が


プレオープン

開店初日

2日目


お祝いに駆けつけてて


賑やかしくしたようや。



お誘いも色々あったけど


断った。



花だけ出した。


花屋のネエちゃんが


開店祝いやったら


スタンドがお勧めですよ♡って

言うてくれたけど


目立つんイヤなんで


鉢だけで

札も小さく

会社名にしてもろた。


開店の日の

夜中に

お礼のLINEが入ってた。


俺は寝てたけどな^ ^



店を出したい


って話は


もう

3年くらい前から

ぼちぼち聞いてたんよ。


子供が落ち着いたら


やる!


ってな。



そん時の話の印象から


昔の知り合い軍団の

ファンクラブ的な

常連客ではなしに



新たに


自分の腕で


客を掴みたい!


そんな感じを受けた。


もし

開店当初

でんでん

客が入らんからって


よっしゃ

ほんなら

俺らのチカラで

盛り上げたるわᕦ(ò_óˇ)ᕤ


みたいなノリは


ちと苦手みたいやった。


でも


みんな


ホンマの好意で

店に押し寄せてるから


嬉しいのは

嬉しいやろ^ ^



俺は

自分の性格的に


そんな常連客で

ごった返してる店には


入りたくない。


身内ノリは

気持ち悪い。



せやから


参加せずに


花だけ出した。




せやなあ


来週か

再来週


落ち着いた頃を見計らって


ひとりで

フラっと寄って


黙って

ニコニコしながら


カニクリームコロッケ

キリンの中瓶一本だけ飲んで


帰ってこよう。



よくぞ

ここまで頑張った!


すごいぞ!


ほんま、すごい\(^^)/




がっちり握手して


肩をバンバン叩きたいが



それは


気持ちだけにしとこう。



開店ヽ(´▽`)/