「あれよ、あれあれ
あー思い出されへん
あれ、あれ」

年食って

思い出されへんことが
多くなって
あれ
これ
それが
多くなんねやったら

まだ
ええねん。

あれなヒト

って
おるやん。


噂話なんかで
こんな感じの
喋りするヒト。

「和尚さん、和尚さん
あの人よ
何やあれして
困ったことに
なっとうらしいで。」

「誰っすか?
ほんで
何したんですか?
ほんで
『あれ』って何ですのん?」

「ほら
あれやん。
分かるやろ?
何や
あれしそうな人やったやん。
それ見たことか
って感じやん。。」

「分かりまへんわ。
『あれ』って
せやから
何ですのん?」

「あれやん
あれ、あれ
もー分からんかなぁ」

「はっきり言うて下さいよ。
誰のことかも
分からへんのに
『あれ』のことなんて
もっと
分かりまへんて。」

「和尚さんは
飲み込み悪いなぁ。
あれやがな
あれ、あれ」


結局
分からん。

まあ
あれやな。

こんな
あれなヒトは

はっきり
モノ言わへん。

曖昧に
濁して
ぼやかして
隠して

あれ
それ
に当てはまる

俺の持ってる
情報を
引出そうとしてんのかの?

好意的に考えたら

はっきり
モノ言うきつさを

できるだけ

ふんわり
させようと
してんのかの?

そうやなかったら

〈あれ〉な話に
乗っかって

「ああ
〇〇さんが
支払い渋って
△△さんに
どつき回された話ですか?

それとも

✖️✖️の社長が
事務員さんに
手ぇつけたら

旦那が出てきて
180万
いわされた話ですか?」

なんてことを
喋ったら

さも
この噂話は

俺が元で

広めたみたいに
言われるやん(^ ^)


せやから

あれなヒトには

要注意やな。

ほんま

あれやからな( ̄▽ ̄)


余談

要注意
って
書こうとしたら

予測変換で

すぐ

幼虫
って出る。

あれやな

謎や( ̄▽ ̄)