カウンセリングした結果に得られるものに


カタルシス効果というものがあります。


このカタルシス効果を味わった結果どんな感じかといいますと



トイレに行ってスッきりした~  というさわやかな心持ちになります。


私自身の経験では、心に灯火が生じ、肩の力が抜け、

人生も捨てたものではないという思いになりました。



カウンセリングでは傾聴(けいちょう)という耳を傾けて聴くというものがあります。


これはクライアントの相談されている内容の話を

真正面から聴くことです。


真正面からというのは


クライアントの感情・考え方・価値観など一切否定しないで、聴くのです。


この時にしてはならないのは


話の腰を折らない。価値観が明らかに変だと感じたとしても否定したり、説教したり意見をしてはいけないのです。


例えば、「上司の○○さんは私の仕事振りを理解していない!」と怒りの気持ちで話していた場合、カウンセラーは、その気持ちや状況を否定しないで、上司の○○さんは、あなたの仕事をキチンと見ていないんですね」と伝え返すことです。


事実は、あきらかにクライアントの一人よがりで、頑張る方向がヅレていたとしても、指摘してはいけないのです。


この時、カウンセラーは共感したとしても同情してはいけません。


クライアントのあるがままをただ、ただ、受け止めるのです。


すると、クライアントは今まで、感情的だった、混沌としたカオスの状態から冷静さを取り戻すことになります。


それは、まるでトイレから出てきたようにスッキリとした気持ちになり、自分に非があった場合は、そこに気づき、また、明らかに相手が悪い場合でも、どのようにすればよいか気づくことが出来るのです。


こうして本当の気持ちを自由に話すことによってカタルシス効果が得られます。心にある感情を自由に表現することで心が軽くなったり、悩みが洗い流されてすっきりします。