そっして大晦日
年末から年始にかけて連泊予定のはっちゃんが昼過ぎにやってきた。はっちゃんのご実家から、荷物が届くのを待ちながら
『地獄の黙示録完全版』を見ることにした。
なにせはっちゃんは、ベト戦マニアなのである、彼と一緒に見たら
以前二回ほど見たが良く分からなかったり眠くなって途中で寝ちゃったこの映画も
良く分かるのかもと思ったわけである。
この主人公の人は誰かに似ていると思ったら
チャーリー・シーンのお父さんだったそうだ。
ああ、そういえば歩き方までソックリである。
ハリソン・フォードが出ているのは知っていたけれどもこれは知らなかった。
とても勇敢で功績のあった軍人カ-ツ大佐が部下を殺して行方不明になり、その後、奥地で原住民を率いて王国を称し、ゲリラ活動を行っている事を知った軍が
ウィラード大尉に暗殺を命じ、その大尉を乗せた舟が川を上っていきながら
色々な軍施設で色々な話が展開いたします。
船上で大尉は大佐の経歴などの報告書を読んでいくにつれ
ドンドン大佐の人物像に引き込まれ、川を上り色々見るにつけ、
この任務を帯びる以前からの戦争や政府への疑問や不満がどんどん膨れ上がっていくわけです。
そして結局は任務を全うして、大佐を暗殺するわけですが
それはカーツ大佐の望む所でもあったのですね、大佐の狂気や怒りは大尉へと受け継がれるわけです。
当初公開してものに、未公開の53分が加わったそうです。
フランス人の集団のエピソードは以前にはなかったもので
ベト戦の歴史的背景を考えさせるには良いのでしょうが
ベト戦オタクのハッちゃんに言わせますと「長すぎる」と言います。
私としては戦争映画は戦争を美化して描いていないのなら
大いにアリだと思っています。
後世に伝えていかなきゃいけないと思うのです。
あと何年かで、悲惨な戦争の記憶を語らないまま亡くなって行く
方々がたくさん居ると思います。
「真実は墓場まで持っていく」と思っている人々です。
戦争は無い方が絶対にいいです
色々考えていくと吐き気がするほど複雑に思惑が絡み合っていて頭が痛いです。
これ以上語ると長ーーーくなるので止めておきますが・・・・・
晦日に何を考え込んでいるのやら。
それにしてもやはり、戦争バカには弾は当たりませんですね