4月

桜を撮っている人たち

遠くから木を撮っているひと

桜ひと粒を大きく撮っているひと

桜の下にある他の花を撮っているひと

「きれい!」「好き!」のポイントがそれぞれ違う

 

自由

 

合ってるとか間違ってるなんて

そこにはない

 

みんな違ってみんないい

ステキなことばだけど

自分と違う考えを否定したり批判したり

自分が他からの評価を気にしたりして

生きていないか?

 

 

同じ「人間」だけど

感じること 感じるもの 違う

親も違うし生まれた場所も違う

顔も違うし 全部全部違う

唯一無二

 

 

でも

たまに

だれかと共感することがあると

それはそれで心が動くよね

だから「人間」てステキ

 

違うを前提に 人と接したら 

世界が違って見えてくる

 

 

 

「わたしと小鳥と鈴と」

私が両手を広げても

お空はちっとも飛べないが

飛べる小鳥は私のように

地面を速く走れない

私がからだをゆすっても 

きれいな音は出ないけど

あのなる鈴は私のように

たくさんな唄は知らないよ

 

鈴と 小鳥と それから私

みんなちがって みんないい

 

by 金子みすゞ