椿
姫彩菜さんのエッセイ「わたし、男子校出身ですラブラブ」を読みました。とにかく超可愛い椿姫さんですが星、性同一性障害(またはニューハーフ)に関する本に関しては、いつも自分自身の過去に照らし合わせながら読んでしまいます。

もちろん全員が全員同じ人生を歩むはずがないんだけれど、節目に関してはどの方も似た印象があります。親へのカムアウト、世間からの偏見の目による苦悩、そういったものからの脱却や自己の表現。椿姫さんの本を読んでもそれは同じように感じました。

本の内容はココでは詳しくは言いませんが、名前による苦労に関しては、「あるある」なんてとても共感しながら読んだ部分の一つでした。

たとえば病院で呼ばれるとき、必ず「ご本人でないと困るのですが。。。」などのとっかかりから始まり、正直に言うと驚き、奇異の目があり、そこで受け入れられるかそうでないかによってまた二通りの反応が返ってくると言うくだりなんかは、嫌と言うほど改名前に経験したため、かみしめながら読みました。

彼女も皆が必ずと言っていいほど通る「男」→「女」へ移行する際の道を通り、そういった場でどう対処してきたかについて書かれていますが、

もう涙なくしては読めませんしょぼん 電車の中で私もしくしく泣いてしまいました。

私だったらここまで自身をさらけ出して言えないかもしれないと思う内容でした。

女性に対する憧れ、自分がおかしいんじゃないかとか、幼少時代の経験、もうこの世に居ない方が良いんじゃないかと考える時期など、共感する部分と照らし合わせながら読むと、そこで初めて「うちの母も同じように思っていたのかな」とか「このとき父はこういう気持だったのかな」などと想像がふくらんでしたまって、感極まってしまいました。

性同一性障害とかニューハーフって何?っていう方々にもよく分かるように生活のことなどが事細かに書かれています。

もちろんこれは椿姫さんの歩んできた人生であるので、全てに当てはまるわけでは当然ないですが、大凡は分かると思える内容でした。

また当事者の方にもオススメです。手術がゴールではなく、その後自分自身がどう生きていくかを再考することができるかもしれません。