普段会社で働いて、給料をもらってある程度いい暮らしができている人にとってFIREはそこまで魅力的ではないかもしれません。

 

また、FIREしたいという気持ちはあってもなかなか収入面での不安やFIREしたあとに何をするかアイデアがなく、ただ漠然と「仕事なく暮らせたらいいのにな」くらいのゆるい気持ちに陥ってしまいます。

 

これだと、なかなかFIREに近づいているという気持ちを保ちづらく、途中でなんでFIRE目指してるんだろう?と、目標を見失ってしまう可能性があります。

 

そこで、重要なことが2つあると思います。

  1. 絶対に抜け出したい最悪な状況を経験した(したことがある)
  2. 目指している環境が明確にある
 

 

  絶対に抜け出したい最悪な状況を経験した

 

仕事で、最悪な状況を経験した人は、それを二度と経験しないために、自分のしたい仕事だけをして生きるために、FIREを選択する事ができます。

 

この流れだとある程度FIREまでの道のりがストーリー化されて、段階的に自分の状況を改善していくことができます。

 

最悪な状況を回避するためであれば、FIREをしなくとも、いい職場に転職するという方法もありえます。

職場を変えることが、一つの行動オプションになるでしょう。

 

職場を変えて、最悪な状況を経験しない環境になっても、FIREを目指したいと思ったら、また自問することができます。

何が嫌なのか、なぜFIREを目指しているのか。

そして、それを明確にして次のアクションを考えていくことができます。

 

 

  目指している環境が明確にある

 

もう一つのパターンは、こうなりたい!という像が明確にある場合です。

 

例えば、「いなか農作物を作りながらゆっくり暮らしたい」などです。

 

こういった場合には、自らイメージに近い場所の体験をすることで、本当にその生活がしたいのか、なにか別の本質的な欲求を満たすためのものでないかなど確認することができます。

 

その確認を取れれば、柔軟にFIREまたはsemi-FIREを検討していくことができます。

 

定期的に、自分が理想としている環境に近いところに体験にいくのはとても大事だと感じています。

私も、土日を使って、FIREした先の世界を体験するようにしています。

 

私は、現在の副業をしながら、自然豊かなところでくらすのが自分にとっては結構理想的なので、アクションとしては、副業を主業にできるように、案件を高いクオリティで完了したり、次の案件を探したり、なるべくテンプレ化して、時間単価を上げる努力をしたりしています。

 

現状からスタートして進められる部分と目標から逆算して自分の目指す方向を明確にする両方向から目標に近づいていく事が大事ですね。

 

この土日も自分の目標に向かって一歩でも近づけるように頑張りましょう。