今日は「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」という本を紹介したいと思います。
おすすめ度⭐⭐⭐⭐⭐
おすすめ度は⭐5個です。
理由としては、誰もがこの変化に対応する必要が出てくるのと、人生100年時代の本はそこまで多くない印象だからです。
100歳まで生きる人が、今の若い世代では半数まで上がる予測から、人生プランを変える必要性が書かれています。
今まで通用してきた”人生の成功”は今後通用しなくなるので、今後の長い人生プランを立てる上でとても有益な本だと思います。
内容まとめ
かなり分厚い本なので、すべてを網羅することはできませんが、自分が印象に残った部分を紹介したいと思います。
- 長寿化は、10年で2,3歳平均寿命が伸びるスピード
- 長寿化により、教育→仕事→引退の3ステージは崩れる
- 人生で必要となる資金が増える→仕事を増やすor貯蓄率を上げる
- 変化が激しくなる→人生最初で受けた教育だけを使って仕事を長くするのは難しくなる→学び直しが必要+マリチステージが普通になっていく
- 3人の例をもとに考える←これが結構わかりやすい
- ジャック1945年生まれ
- 引退期間8年、勤労期間42年→貯蓄率4.3%で引退時の所得の50%を引退後に維持できる
- ジミー1971年生まれ
- 引退期間20年、勤労期間44年→貯蓄率17.3%が必要
- ジェーン1998年生まれ
- 引退期間35年、勤労期間44年→貯蓄率25%が必要
- 寿命が伸びて、受け取ろうとする引退後の資金が同じであれば、貯蓄率を上げるか、長くはたらくかしかない
- ジャック1945年生まれ
- 100年ライフを生きるうえ重要な無形資産
- 生産性資産
- スキルと知識(イノベーション能力、人間ならではのスキル、思考の柔軟性と俊敏性、学び方は経験学習)
- 仲間(周りの人により個人のパフォーマンスは変わる)
- 評判(SNSやアウトプット)
- 活力資産
- 肉体的・精神的健康
- 友人関係、家族関係
- 変身資産
- 大きな変化を経験し、変身する必要がある
- 自分についての知識が大事
- 多様性に飛んだネットワーク
- 生産性資産
- 大事な要素
- 自己効力感:自分がやったらできるという自信
- 自己主体感:自分が主体的に動いていく姿勢
私のまなび
今学んでいることは永遠に続かないという前提のもとで、新しいことを学び直しやすい仕組みや環境づくり、また意識づくりをしていく必要があると思いました。
また、今ある人脈を大事にして、時代が変わった時にまた一緒になにかできる友人やビジネスパートナー(予備軍)を気づいていくのも大事だなと思いました。
そのためにも、SNSやアウトプットを用いて自分の評判を自分でコントロールしていくことも、100年時代を生きる上で重要だなと感じました。