新NISAが始まり枠が大きくなりました。
ほとんどの人にとって喜ばしいことだと思います。
ただ、実際には、今後はNISA枠外の金融所得課税である所得税15.0%と住民税5%が増税されるのではないかなと思っています。
2021年の段階ですでにその議論はあり、コロナがあったので延期されている状態かと思います。
誰が一番打撃を受けそうかと言うと、もちろん1億円の壁の向こう側にいる高所得者もありますが、1億円の壁の少し手前にいる人達ではないでしょうか。
課税所得4000万円以上の場合は、住民税も含めた税率が最高の55%になっていて、これから1億円までの間の人は株式投資などの金融所得課税や不動産収入を作って節税をしているのではないでしょうか。
その人達の節税方法をなくしてしまうことになるので、富裕層の海外流出をさらに促進してしまう懸念があります。
一方で私のような累進課税の最高税率に行かない庶民でも、新NISAは埋めることが出来そうくらいのレベルでも打撃を受けることになります。
1800万円の投資外では25%税金がかかるなら、正直そこは結構重たいですね。
今できることは海外の金融所得課税が0の香港やシンガポールなどに移住して資産を築く方法などを事前に調べておくことかなと思いました。
常に海外を視野に入れて行きていかなければならない時代だなと感じています。
