最近は、マンションの価格も上がっているということと、ゼロ金利政策が終わり、金利が上がるなら、今のうちに固定金利で契約した方がいいのではないかという考えもあり、もう一度家購入と賃貸の比較をしてみたいと思います。

 

前回は、ちょうど1年前です。

 

このときの条件は、4000万円ほどの家と家賃12万円の家を比較したものです。

結論としては、1000万円を年利5%で運用できれば、30年で4000万円を超え、元本だの利回りで、賃貸の家賃を賄えるということと、家を購入する際にもローンを組んで、自分の資産を減らさずに資産運用すれば、資産を増やしながら家を手にできるということで重要なのは資産運用をするということでした。

 

 

  家購入をしたくなる理由

大きく分けて以下の2点があります。

  1. 物価が上がり続ける場合、賃貸の家賃が上がったり、今買える家の値段もさらに上がってしまう可能性がある
  2. 金利が上がった場合、今ローンを組むより返済する額が増えていく可能性がある
 
将来への不安というか、どうなるのかわからないことへの対策ということかなと思います。
 

 

  物価上昇をもう少し考える

 

実際に物価が上昇し続けた場合にどうなるのか、を冷静に考える必要もあると思います。
この「失われた30年」、日本はデフレしてきました。
つまり、デフレだったらみんな幸せだったのかというと全然そんなことはなくて、みんなインフレを渇望していたのです。(普段の生活で意識することはないですが)
 
いざインフレになると、このインフレは、円安と輸入品価格の向上によるもので、需要の増加によるものではないから、良くないインフレだという声が聞こえてきます。
 
では、このまま円安と輸入品価格の向上が物価上昇の理由であり続けた場合は、人口減少していく日本でも、不動産価格は上がり続けるのでしょうか。
 
外貨資本が日本にたくさん入って、値段は上がって、国内旅行にすらいけなくなる未来があるという声もあります。
 

 

  自分の方針

 

賃貸の魅力は、住む場所をいつでも変えられる自由だと思います。

 

もちろん家を購入していても、人に貸して、自分は別の場所に住むことはできますが、多くの人は、長い間ずっと済むことを想定してマイホームを購入していると思います。

 

今後、物価上昇が続いて、家賃や不動産価格の値上がりが起こり続けた場合に対する賃貸派の対策としては、外国株の比率を上げて、外国での経済成長の恩恵を得られるようにすることかも知れません。

 

一方で、外資や外国人の流入によって、日本国内での値段が上がるとしたら、日本でもお金が落とされるということではあるので、どんな人が儲けていようと、日本の経済は今以上に活発化している可能性はあります。

 

以下に外国のお金持ちのお金を自分のビジネスのプラスにできるかを考えることも日本で生き残る一つの道なんだろうなと思いました。

 

結局は、日々勉強してより良いやり方を模索していくしかないなと感じています。