FIREしようと思っていても、なんだかんだ収入が減るのが怖かったり、株に将来を任せられるのか不安になったりして、十分な資産があっても安定した職を辞めることに踏み切れないケースが多いと思います。

 

 

  本業を辞める一歩への不安

 

私も理論上FIREできる資産に5年後くらいに到達するだろうなと思いつつ、5年後に今の本業をやめて、起業した会社と副業だけで生活していけるのかは、自信はそこまでありません。

 

そして何より、この数年で、もしも子供が生まれたら、更に必要なお金は多くなると思うので、またFIREからは遠ざかるのではないかと思います。

 

自分の中でももっと保守的な面が強くなる可能性があります。

 

そして、FIREで怖いのは、FIRE前とFIRE後の生活の変化によって、当初想定していた支出のペースを上回ってしまい、資産がどんどん減ってしまうことにストレスを感じてしまうことです。

 

また、思い切って職を辞した後に、年齢的にも正社員復帰をする場合、そんなに簡単ではない可能性もあります。

 

少なくとも、今の給料をそのまま貰える職に戻れると考えるのは難しいと思います。

 

 

  無理にFIREを目指さなくてもいいのでは

 

そもそもFIREは、自由を手に入れるということなのに、それが悩みのタネになっていたら、本末転倒ですよね。

 

自然にできるFIREはいいけど、無理に目指すFIREはあまり良くないのかもしれません。

 

FIREは、幸せになるための手段にしか過ぎないので、FIREが自分にマッチしなければ、別の方法を取ることもできます。

 

現状、私が考えているのはサラリーマンを細く長く続けることです。

 

その代わり、仕事に時間をさき過ぎず、給料もそんなに昇給を目指さずというスタイルです。

サラリーマンであることで最低限の安定を担保しつつ、自由な時間も最大限活用します。

できれば週4日出勤で、正社員を続けるというのも選択肢かなと思っています。

 

これを実現するためにも、金融資産からの収入、副業からの収入、自分の場合は起業した小さい会社からの収入で、分散した収入源を持つことが大事だと思います。それぞれから年間100万円収入を持つことができれば、かなり心の余裕が生まれるでしょう。