今日は、最近読んだとても感銘を受けた本「ハーバードの人生が変わる東洋哲学」という本を紹介したいと思います。
ただ、自分でもまだ完全に咀嚼できていないので、熟読本にしてまた少し時間がたったら振り返りたいと思います。
おすすめ度⭐⭐⭐⭐⭐
こういう古典思想の本は、自分の人生をより豊かで幸福なものにするために、参考になる学びが多いので、長い人生を強く、たくましく、そして幸せに生きる助けとなってくれます。
私は、個人的にもこういう内容の本が好きなので、オススメです。
学び
今回1回目読んだなかでなかなかすぐに実践できる学びを得られたかというとそこまで理解はできませんでした。
というのも、孔子、老子、莊子、荀子など中国の思想家についての基礎的な知識がないので、中身をすっと理解はできませんでした。
でも、少しは学びがありました。
荀子と<ことわり>という部分で、
「人の本性は悪であって、それを善にするのは人為によるものだ」
というものです。
人間は今までも世界に、ことわりをもたらしてきたのです。
農業をして、より生産性を高くしてきました。
荀子は、ありのままを害と考え、礼を生じさせる人為、すなわち偽が必要だと考えたわけです。
<ことわり>をもたらすことで、人間は改善を続けてきたのです。
これからも、ありのままにこだわるのではなく、自分を改善して、どうしたら良くなるだろうかという点に注力していきたいと思います。
おわりに
中国の思想家の基礎的な考え方を一度学んで、またこの本を読み直せばさらに理解が深まるだろうなと思いました。