今日は、仕事と私生活のバランスについて考えてみたいと思います。

 

 

  考え方①仕事と私生活を明確に区別するな!

 

「仕事と私生活を明確に区別するな」という主張があります。

 

仕事も遊びで、遊びが仕事みたいな感覚を持っていて、ある程度会社で高い地位にあったり起業家の人に多い考え方かと思います。

 

この考え方にも一理あり、人生長い間仕事に時間を当てるなら自分のやりたいこと・楽しんでることを仕事にしていれば、仕事が私生活の一部であり人生のほとんどを楽しいことで満たすことができるという考えです。

 

仕事と私生活を区別する派への批判としては、区別したいほど嫌いなことを仕事にしているのか?嫌いなことに人生の大半の時間を使っているなら、もっと自分のしたいことに時間を使った方がいいというようなものです。

 

個人的にも、この主張は特に誤りではないとは思います。

 

一時期は自分も完全にこの考え方で、「仕事と私生活を区別するのはよくない」と考えていました。

 

しかし、世界のみんながこれを望んだとして、実現できるのか?と考えると現実的ではないと思います。

 

みんなそんなに自由があるわけではないですし(もちろん自由は与えられるものではなく自分から取りに行くものであったとしても)、やはり多かれ少なかれ仕事と私生活には性質の違うものがあるのは自然なことだと思います。

 

 

 

  考え方②ライフワークバランスを取る

 

「仕事と私生活の区別を明確にするな」の逆は、ライフワークバランスを取るということでしょうか。

 

完全に逆ではないですが、別の考え方として比較対象になるのではないでしょうか。

 

ライフとワークを区別した上でそのバランスを取っていく方針です。

 

この場合は、別にワーク=仕事が嫌いか嫌いではないかにかかわらず、仕事以外のこともやって人生を豊かにしようというものです。

 

この場合は、やはり仕事は私生活を蝕みがちなので、私生活を守るスタイルになります。

 

残業に時間を取られすぎないようにしたり、残業で取られたら、ある程度私生活の時間を仕事にはみ出させたりしてバランスを取ったりします。

 

最近私はどちらかといえばこちらのスタイルを取っていると思います。

 

  自分にあったアイデアを模索する

 

もちろん上の2つだけがすべての考え方ではないですが、まずは自分はどっち派なのかを考えてみるのも面白いと思います。

 

自分としては、小さい会社を起業したり、副業している部分では考え方①の要素が強いと思います。

やはり自分の信じているものを始めたのである程度自分の生活の中でも、時間を割いてやりがいを感じたり成長させていきたい気持ちを持っています。

 

一方で会社に雇われて働いている方では、もちろん大きな貢献を出そうと全力で勤務しますが、それによって家族を犠牲にしたり、悪影響にならないように気をつけています。

 

全体として自分にあっている働き方はやはり考え方②に近いかなと思います。

 

週末、仕事と全く関係ないことをして、完全に仕事を忘れて別の体験に100%集中し、月曜日からまた本気モードで働く、これが自分にとってはしっくり来てる感じがしています。