今日は「人は話し方が9割」という本を紹介したいと思います。
おすすめ度★★★
話すのが苦手だなと思っている方は是非一度読む価値はあるかなと思います。
一方で、人生で何回も読み直してバイブルのように使えるのかというとそこまでではないなという印象なので、★3つです。
内容
会話がうまくなる方法は、「苦手な人との会話を避け、大好きな人と話す時間を増やす。」ただこれだけです。
と書かれています。
あ、そうなんだ!色んな人となんでも話せるスーパーマンを目指してたけど、自分の大好きな人と話す時間を増やせばいいんだ!という新しい視点を手に入れる事ができますね。
ただそれだけだと本にならないので、各章に様々な話し方の重要ポイントが書かれています。
いくつか勉強になった点を紹介したいと思います。
- 話し方は聞き方が9割
- 自分のことを話しすぎず相手に話させてあげることで、相手は自分が相手に興味があると感じて、あなたと話すのが好きになります。
- 相手に関心があることを見せるというのがポイントです。
- 相手の名前を覚える
- 私が苦手なポイントです‥
- 人は笑わせてくれるよりも一緒に笑ってくれる人が好き
- 頑張って相手を笑わせようとしなくても、相手の言ってることに微笑みかけていればいいということですね。
- 嫌われる4Dワード(「でも」、「だって」、「どうせ」、「ダメ」)を避ける
- 話し方を改善する上で、人に好かれること以上に嫌われないことも重要です。
- これらのワードは避けましょう
- 言葉の意味ではなく感情にフォーカスする
- 相手が言葉を通して何を伝えようとしてるのかしっかり汲み取ろうとしてあげることが話し方向上の大きなポイントとなります。
- 字面だけ読んで、機械的に意味を理解するのは一流ではないですね。
さいごに書かれていたのですが、人と人とのコミュニケーションなので、話し方はこころのあり方です。
話し方は考え方との融合です。「話し方のスキルを磨く」=「心を磨く」ことなんですね。
心が変わると、話し方が変わり、人間関係も大きく変わるでしょう。
私自身への適用
私は普段そこまで話し方に困る機会は多くありません。
が、上で学んだ5つは、心に刻んで会話を楽しもうと思います。
やはり、結局のところ人間は感情で動く生き物です。
相手も人間なので、感情のやり取りの表面に言語があるということを忘れてはいけませんね。