少しずつコツコツ積立をしたり株式投資をしているアラサーサラリーマンです。
今日は最近起きたことをベースにFIRE達成にどれだけ家族の理解が必要かを考えていきたいと思います。
パートナーの消費に対する思い
パートナーが、「高級ホテルに泊まりたい」、「アップルウォッチ買いたい」、「ジムに行きたい」、「家具を買い替えたい」、など言ってきたらあなたならどうしますか?
FIREを目指している人からすると一瞬、「そんな消費をしてたらFIREできない!」という思いが湧いてくるのではないでしょうか。
私もそんな気持ちが湧きました。
その気持ちとどう向き合うのか、パートナーとどういうふうに考えていくのかを考えてみたいと思います。
価値観の違い
パートナーとFIREにおける価値観が完全に一致することはありません。
パートナーは、ある部分でFIREに対してそこまで価値を置いていないこともあるでしょう。
むしろ、逆にパートナーがFIREを強く目指していて、自分はもっと「今」にお金を使うべきと思っていることもあるでしょう。
そんなときどうしたらいいのでしょうか。
まずは、その価値観の違いを受け入れ、「それに価値を置いているんだ。」という事実をまずは受け入れようと思いました。
そして、言い方を気をつけながら、「それにお金を払う価値をどんなところに感じているか教えてもらえる?」と優しく聞いてみました。
自分の中で納得できる解答を得るために聞くわけではありません。
単純に相手がどんなところに価値を置いているのかを言語化して、相手が自分でそれを考えるチャンスを与えてあげるためです。
「買いたい!」という思いが強いときには、全く合理的ではないと感じる解答が返ってくることもあります。
でも、そこで価値がないと否定するのではなく、ぐっと堪えましょう。
あなたの思う合理性を押し付けるのが目的ではないからです。
自分の感情と向き合う
自分がなぜ相手の消費に対して、敏感になっているのか原因を書き出してみます。
「最近買ったものが多く、出費が増えている」
「貯金が減ってきている」
「外食がどんどん増えている」
など自分が危機感を覚えている部分を見つけてみましょう。
そして、その危機感が本当に危機なのか小さい話なのか、自分でもう一度認識し直します。
例えば私の場合には、パートナーと一緒に資産の目標も立てていて、目標もしっかり達成している状態なので、そこまで危機感を覚える必要はなかったのです。
むしろ、目標を達成しているのに、それ以上のスピードさらに貯金・投資ばかりをしていたら、「使う力」がどんどん弱ってしまいます。
なので、パートナーが有意義なものに使いたいと言ったことに感謝しなくてはいけないかもしれないとさえ思いました。
一方もう一つ自分が発見したのは、「◯◯万円の出費は自分がなんとかして稼がなくては」という責任感があることに気づきました。
この気持ちのせいで、「相手が使う」→「もっと稼がなくては」→「なんで相手はそんなにお金ばっかり使って、こっちの大変な気持ちをわかってくれない」→「お金を使うことへの危機感」というような状況になってしまっています。
おそらくパートナーには伝わっていないでしょう。
この気持ちをパートナーに伝えることにしました。
すべてはパートナーとのコミュニケーション
お互いの価値観の違いや感じ方の違いをオープンにして、話してみることが大事だなと改めて感じました。
これから20年30年長期運用していくのと同様に、パートナーとの関係ももっと長く運用していく必要があります。
片方のせいでもう片方が崩れないように両方ともバランスを保っていくことが必要です。