日経平均がめちゃくちゃ上がっています。
この時にどうするべきかを考えていきたいと思います。
利確派
今後必ず下がるときが来ると考え、現時点で利確する人。
利確派は、キャピタルゲインに重点を置いていて、ある程度上がった時に利確し、また低迷している時に、仕込んで置くスタイルになります。
ファンダメンタルズ的な考えでは、割高の時に売却して、割安な時に買うことを繰り返して利益を上げるので、理解できます。
長期的には右肩上がりに成長していくと信じている人の中でも、平均上げ幅より大きいときには売却して、平均上げ幅より小さい時に購入するというスタイルで市場平均を超えるリターンを期待する人もこちらに入るかもしれません。
継続保有派
短期の乱高下に惑わされず、自分の保有株を継続保有する人。
長期的には、右肩上がりになると信じているものに投資をして、保有したものを保有し続けるスタイルです。
安定して、市場平均を取り続けるスタイルであれば、少しくらいの上げ幅では利確などせず、淡々と積み重ねていくだけです。
買い増し派
今後さらに上がると考え、さらに買い増しをしていく人。
上昇の勢いはある程度続くと考える人はここから更に買い増しをしていくでしょう。
買い増し派がいるので、更に株価は上がっていきます。
この中に波に乗って利益を出せる人と波に乗りすぎたが波が大きく沈んで損失を被ってしまう人に分かれると思います。
買い増し派の中には、うまい段階で、「利確派」に変わり、買い増しした分も利確して、利益を最大化する人もいると思います。
一方で、損失を被ってしまう人は、たいてい上昇トレンドの後半で買い増しをしてしまい、その後上昇トレンドがなくなり、一気に下降トレンドに巻き込まれてしまい、高値づかみとなってしまうケースがあります。
比較
- 利確派: すでに持っている株を利確しに行くので、損失を被ることはないでしょう。更に値上がりした場合には、その分の利益を取れなくなることが機会損失となるくらいです。マイナスにはなりません。
- 継続保有派: 安定して、今までの積立や買付方針を維持していくので、短期的な含み益をすべて利益とはできませんが、損失を被ることも無いでしょう。
- 買い増し派: すでに上昇トレンドが顕著に出てしまってからの、買い増し派はタイミングを見計らって利確派に変わる必要があり、ここにリスクがあります。大きく儲けを出す人もここにいるので、ハイリスク・ハイリターンと言えると思います。
私の考え