私のパートナーは、昔はネイルをしていませんでした。
私も以前は、節約にそこまでこだわりがありませんでした。
ネイルしている女性の爪が結構好きでした。
パートナーに爪のオイルを買ってプレゼントしたこともありました。
去年、パートナーはネイルをするようになりました。
最初は、「〇〇のイベントがあるからネイルしてみる」と言っていました。
新しいことやってみることはいいなと思いました。
その次に、「若いときにしかできないから新しいネイルにする」、「5000円で自分の気分がよくなるなら全然いい」という感じで、ネイルをするのが定常的になりました。
ネイルに対するネガティブな思い
私の気持ちの中には、毎月5000円(これはネイルの中でも安い方)は、年間の6万円となり、6万円の配当金を得るためにはNISA1年分120万円を利回り5%で回す必要があります。
そして、そのために企業分析や今後の動向を踏まえて長期的に買った株から入ってくる配当金はすべてネイルに消えます。
少し複雑な気持ちがあります。
その気持ちの奥には、自分が細かく積み上げてきた努力は、あっさりとネイルに消えていくという印象を受けている部分があると思います。
ネイルをやめてほしいとは思っていませんが、常にネイルをするのが日常になったら、全部固定費が増えていくことになります。
「Netflixで、見たいものがあるから課金したい。」→「月1000円でいろいろ見れるから」
「筋トレして健康になるからジム行く。」→「月6000円はいい投資」
「友達との飲み会・食事は大事」→1回3000〜5000円、月数回数万
こういう浪費は、きりがないと思っています。
この支出は将来の自分のためになっているのかという感じで判断しているのでそういう思いが生まれるんですよね。
ネイルがないと幸せな気分になれない人になってしまったら、逆に悲しいと思います。
ネイルのいいこと
ネイルのいい面を探すことにしました。
なぜかというと、現状ネイルを辞めたら?と提案するつもりはないからです。
それなら、自分の中だけでネガティブな思いを持っておくのは良くないと思います。
- パートナーは物を増やさない人なので、物が増えない爪にお金をかけるのはいい
- パートナーは働いていて自分のお金を使ってネイルを払っている (二人のお金は共通のお金とは言ったけど、2万円以上の支出だけは相談するというルールにもしていた)
- ネイルが綺麗かどうか自分にも聞いてきて、かわいいねって言ったら喜びは増えている
- パートナーは普段から無駄遣いはかなり少なく、一般的な女性の5分の1くらいの支出しかない
節約・資産形成の基礎はパートナーとの合意
パートナーと同じ考えがないと、自分だけの考え・価値観ではできないので、何が重要なのか優先順位を立てて考える必要があります。
ただ、YouTuberの言っている通りに実行しようとすれば、家庭に亀裂が入る可能性もあります。
資産形成は長期戦、短期的な小さな切り詰めで長期的な大きな問題を生まないようにする必要もあります。
やはり最後に一番大事なのは話し合いだと思います。
パートナーとしてお互い相手を選んだ以上は、しっかりと自分の価値観と相手の価値観を考えて話し合いつつ自分たちにとってベストなやり方で継続したいです。