最近ファイナンスプランナーの本を読み直しています。

 

2回目のはずなのに全然記憶にありません。

一度勉強しても忘れてしまうのは、仕方ないですね。

ただ、当時はお金について学びだしたばかりで、投資を始めたばかり、企業の決算も読もうとしていませんでした。

 

最近は決算書の読み方や企業の四半期決算を見たり、金融の本も読んできたのでそれなりになんとなく動きがわかってきました。

 

今回ファイナンスプランナーの本を見てみると「日銀短観」というあまり聞き慣れない言葉があったので紹介しておきます。

 

日銀短観とは、正式には全国企業短期経済観測調査と呼ばれ、年四回日銀が企業に対して調査を行いまとめるものです。

 

 

 

↑こちらが2022年12月(現時点最新)のものです。

 

全国企業の判断項目という部分に注目が集まるようですが、エクセルをダウンロードしてみると以下のような項目となっています。

 

(エクセルなのがちょっと面倒ですが...)

 

項目の一つ「業況」というのを見てみると、たてに各業種が細かく有り、「全体」、「大企業」、「中堅企業」、「中小企業」というふうに別れて回答した社数の数字が出ています。

この項目では、「良いと回答した社数」ー「悪いと回答した社数」なので、プラスであれば良い、マイナスだと悪いというのがわかります。これで、どういう業界のどういうサイズの会社が良いのか悪いのか全体感を掴むことができます。

 

 

一つずつすべての項目をみるのは大変ですが、

業況くらいおおまかなものを眺めてみるといまどんな産業がどういう状況なのかがわかってくるのではないでしょうか。

 

四半期に一回なので、また3月の短観が出たら見てみようと思います。