三井住友FGを売却するか考えています。
今日は、高配当株を売却する基準を考えていこうと思います。
三井住友が好調
現状三井住友ファイナンシャルグループはとても好調ですよね。「マルチナンバーレスカード」を使って、キャッシュカード、クレジットカード、ポイントカードなどを一枚で取り扱えるというものを先日発表していました。
また、先日発表されていた決算でも連結業務純益進捗率88%、親会社株主純利益99%となっていて今年も順調そうですね。
https://www.smfg.co.jp/investor/financial/latest_statement/2023_3/2023_3q_03.pdf
そして最近株価が上がって5800円近くまで伸びていました。
今後の伸びを見据えて
金融業がこれから5倍、10倍に伸びるのは考えづらいので私はある程度株価が上がったら売却を考えていく必要があるなと思っています。
ただし、自分はキャピタルゲインを得るというよりは、インカムゲインを得ようとして三井住友を購入していたので悩みどころです。
配当金が受け取れなくなるので、どのタイミングで売るのがいいのか計算してみたいと思います。
私が購入した時の取得単価は、3746円です。今5600円だとするとほぼ1.5倍の値段になっています。そして、現状は配当金が230円なので、自分が買ったときから考えると、6.1%の配当利回りとなります。
これを手放すのは痛手な気がしてしまいます。
ただ、冷静にルールを策定していく必要があります。
売却ルール策定
もしも現状この時点で売ると、1854円の利益を得ることになります。
(実際には20%ほど引かれるので1480円位になります。)
配当金でこの額を得るためには今の配当のままだと8年くらいかかります。
簡単な例を考えてみたいと思います。
今5600円で売却して、将来4000円で買い戻すというのを考えて、計算してみたいと思います。
この場合、5600円-3746円で1854円の利益を得ます。(8年分の配当金を先取りしたこととなります。)
今後のシミュレーションをシートで作成してみました。
- 青は、年間230円(税抜後183円)を毎年もらい続けるパターンです。
- 黄色は、5600円で売却して何もしない場合には、2030年に配当金での利益に越されることになります。
- 赤は、5600円で売却してから2026年に4000円で購入した場合、2026年から配当金を再びもらうことができるようになります。
- 減配リスクを回避
- 新NISAができたあとに、株譲渡にかかる税率が引き上げられる可能性のリスク回避

