週末に市立美術館に行きました。
市立美術館では、中学生の作品の展示会が同時に開催されていました。
何気なく立ち寄った美術館、かなりハマってしまいました。
それぞれの作品に込められた思い、そして自分が当時中学生だった時の美術の時間の退屈さというか仕方ないからアイディアを絞り出す半強制な感じ、その両面をあわせて作品を見るととても興味深いものとなりました。
とても良くできている作品がいくつもありました。
正直感動しました。
自分を絵に書いて表現してみるものでは、普段自分が言葉で表現するのが苦手な自分を描き、いろんなことを伝えられる人になりたいと書いているものもありました。
また、中学校3年間で明るくなった自分を、昔の自分と比較して描いているものもありました。
今振り返ってみるとこういう美術の時間を通して、自分と向き合う時間を取っていたのは学校のいい時間だなと思いました。
おとなになるとこういう時間を取ることはほぼないと思いますし、半強制的にやることもできないので、そのために自分と向き合う時間がほとんどないと思います。
本来、こういう時間を取れるくらいのゆとりが人の人生には必要だと思いました。
なんで、こんなに人生を急いでしまっているんでしょうか。
毎日、もうこれ以上忙しくなれないくらい忙しくして、それでいて、自分のやりたいことができてないと感じている人が多いのではないでしょうか。
何かを変えないと人生は変わらないので、自分にとって大事なことを先に予定に入れることが大事ですね。
そして、自分にとって大事なことを明確にするために、自分を知るというのが基礎になると思います。
「自分を知る」を常に意識して、自分の新しい一面を見つけて、何をやりたいのか常に明確にしていきたいと思いました。