今日は最近見ている論文を紹介したいと思います。
The Avoidable Costs of Index Rebalancing
というものです。
英語なので、読みづらいかもしれませんが、最初の要約だけ紹介したいと思います。
従来の時価総額荷重型株価指数は、一般的に安定してバリュエーション倍率の高い銘柄を追加し、安定してバリュエーション倍率が低い銘柄を売るというものです。
そして、この変更がアナウンスされると株価にもたらすインパクトは、大きいことが知られています。
インデックスファンドの変更に先駆けて取引を行ったり、3〜12ヶ月送らせて変更を行うことで年間23ベーシスポイントプラスにすることができます。この効果は、企業の事業規模や複数年平均の時価総額に基づいて選定したポートフォリオでは約2倍になります。
Index fundよりも安定して結果が出せるものが理論的にあるんじゃないのかなーと思ったのでこういう仕組みが書かれている論文や文献をちょっとずつ読んでいこうと思っています。
面白いものがあったらまた紹介したいと思います。