週末恒例の読書してきました。
今回も仕事の効率性上げる本を読んできたので、みなさんに紹介しようと思います。
このブログでは、「FIREを目指す!」というものですが、FIRE自体は幸せになるための道具であるというスタンスでやらせていただいています。
毎回、本を読んで紹介しているのは、FIREを目指すために普段の生活をどう変えたらいいのか、具体的には節約や仕事を効率化して、副業を始めたり、生活習慣を改善したり、健康を長期投資対象にするなど、様々な知識を実践に活かすためです。
その他にも、最終目標である、自分の幸せとは何かという問題についての答えを常に更新するためにも自分とも向き合って、皆さんにもその機会を持っていただけたらいいなと思っています。
今回は、「仕事が早く終わる人、いつまでも終わらない人の習慣」の本を紹介したいと思います。
副業をやるにしても、本業を早く終わらせて結果を出す必要があると思います。その点でもこちらの本はとても重要だと思って読みました。
全体が5章構成となっているので各章から自分が学びとなった点を紹介しようと思います。
- 第一章 仕事が早い人が実践しているムダを減らす時間の使い方
- 意識的に休憩を取る (ポモドーロ・テクニック)
- 第二章 仕事がうまくまわる人間関係を構築する方法
- 仕事の人間関係に上下関係はないと考える
- 第三章 さりげなく非常に効率的な仕事術
- 目標を公言する
- 第四章 仕事時間が少ないのに結果が出る思考法
- 経験を財産に変えるためにやったことをマニュアル化する
- 第五章 仕事がはかどる感情との付き合い方
- 感情には第一次感情と第二次感情があるので第一次感情を適切に伝える
一つずつ簡単に補足していきたいと思います。
1つ目の、意識的に休憩を取るというのは、ダラダラ仕事をせずにメリハリをつけるということです。その手法としてポモドーロ・テクニックという25分間集中して5分間休憩というサイクルを繰り返すものがあります。
こちら、私も最近業務中にも使うようにしているのですが、自分がどんなことに時間を費やしているのかも可視化しやすくなるのでとてもおすすめです。
休憩時間の使い方を考えていろいろ試す楽しみもあります。
コーヒー、マイクロナップ、皿洗い、洗濯、筋トレ、など様々です。ここらへんは他で読んだ本と組み合わせて自分なりのものにして楽しんでいくと良さそうです。
2つ目は、仕事の人間関係には上下関係はないと考えるということです。これによって、若い人たちから新しいことを学んだり、部下から別の角度からの提案を受け入れたりと自分にプラスになることももちろんありますし、若い人材や部下からも自分の上司はちゃんと話を聞いてくれると伝われば彼らのモチベーションも上がるので、全体として仕事がより効率的になるということです。
3つ目の、目標を公言するのは、人間の特性を利用しているもので、「後回しにしない技術」の中にも出てきますが、自分が言ったことと行動を近づけようとする習性があるので、まずは目標を公開して、自分にプレッシャーをかけていきます。公表しないと、自分のいいようにすぐに捻じ曲げてしまうのが人間です。
4つ目は、経験を財産に変えるためのマニュアルを作るというものです。一回きりの仕事で終わらせるのではなく、今後に活きるように、再利用可能な状態を作り出すのです。
5つ目は、感情には第一次感情と第二次感情があるので、第一次感情を適切に伝えるというものです。例えば、誰かが期待にそった結果をくれなかったときに、残念という第一次感情が起こり、その後それに対して怒りという感情が起こるそうです。このとき、怒りを表現するのではなく、第一次感情の残念と思ったことを伝えてあげるというようなことです。いつの間にか怒ることが目的になっている人もよく見かけるので、この第一次感情の考え方は取り入れられそうだなと感じました。
以上5ついかがだったでしょうか。
内容としては、これ以外にもたくさん学びがある本ですので、是非軽く読んで、いくつか普段の業務を改善できる点を見つけてもらえたらなと思いました。