GW最後の本はこちら「ブチ抜く力」です。
与沢さんの本でとても学びがありました。与沢さんらしいなと思いました。
全体としては、6章構成になっていて、今回はその中でも特に印象的な部分を取り上げたいと思います。
- 第1章◆基本の法則「すべての根底にある大原則」
- 第2章◆ビジネスの法則「人と群れるな。誰とも組まず、単独で突っ走れ! 」
- 第3章◆投資の成功法則「勝負は、チャンスが来る前から始まっている」
- 第4章◆健康の法則「一日一日を全力で。その積み重ねが大きな結果に繋がる」
- 第5章◆情報収集の法則「情報収集も3週間。「一人突っ込み」を繰り返し、センターピンを掴まえろ! 」
- 第6章◆未来予測の法則「これからの世界で起きる事を予測し、逆算して今から動こう! 」
印象としては、1〜3章からたくさんの益を感じたので、その中のいくつかのルールを紹介します。
第1章◆基本の法則「すべての根底にある大原則」では「最短、最速で圧倒的な結果を出す」というのが大きな学びになりました。長期計画は先延ばしにしがちだったり、モチベがなくなる原因なので、バーっと一気に集中して結果を出すということでした。確かに、長く続けて結果を出すには相当な自制が必要ですがほとんどの人はそんなに続かないので、たしかにある一つのことに本当に集中して結果を出して、次に進んでいったほうが無駄なく前進し続けるだろうなと感じました。
第2章◆ビジネスの法則「人と群れるな。誰とも組まず、単独で突っ走れ! 」では「ぶち抜き続けるには一発逆転ではなく拡張性を考えろ」というのが印象的でした。一度の成功体験では甘く、成功体験は積み重ねて再利用できるようにして初めて価値があるということでした。確かに一発あてても再現性がなければその後過去の成功にすがって生きていく人生になってしまいますよね。
第3章◆投資の成功法則「勝負は、チャンスが来る前から始まっている」では「投資とは大衆があとから評価するものを先回りするゲーム」という言葉があり、本当にそうだなと思いました。私達庶民に降りてくるブームは、真の投資家は何年も前に蒔いた種を刈り取りだしているときに大衆に情報が流れ、大衆が食いつくと、真の投資家は売って利益を出しその後、大衆は損をしていくという構図なのかなと思いました。なので、ファンダメンタルズに出てこない価値を見出す目が結局本質的に必要なんだと思いました。
ホリエモンにしろ、イーロン・マスクにしろ、そうやって企業買収を計画してきたということが最近の話からも理解できます。
単純に人がいいと言ってるものを買ってもそんなので大きな成功を収められるはずが無いんですよね。
- 最短、最速で、
- 拡張性を考え、
- 自分の信じるものに全力を突っ込む