自分を向上させる有効な方法の一つが本を読むことですね。

 

優秀な人の本を読んで、新しい考えを知って自分の生き方を変えていくことができます。

 

人の失敗から学び、自分が一生かけても経験し得ない時間で他の人が経験したことを自分の人生に活かすことができるとても素晴らしい人間の文明の一つと言ってもいいと思います。

 

ただし、本を読んで、とてもいい本だと思っても実際に自分の人生を本当に変えているものは数少ないと思います。

 

人生のうちに100冊、いや、1000冊読んだとしてもその中で、読んでから5年、10年と人生に影響を与え続ける本はほんの数冊しかないかもしれません。

 

私は、自分が本当に感銘を受けた本10回でも20回でも読んで定期的に自分の生活を見直して、読み終わってから時間が経って読む前と同じになっていないかどうか考えるようにしています。

 

その分読んだことのある本の数は他の人よりも少ないかと思います。

 

ただ、1000冊読んで、1冊も生活に残らないよりも、一冊でも一生残る本を繰り返し読んだほうがいいのではないかなと思います。(実際には1冊では、その1冊への依存度が高すぎるのでもっと読みますが)

 

前にも紹介したことのある「後回し」にしない技術という本があります。

 

 

 

今日も散歩にいってる間にAudibleでこちらを聞いて復習していました。

 

この本を3分で説明して!と言われたらどう説明するか迷ってしまうので、まだこなれてないんだなあと思いました。

 

締め切りを2つ作るというのがとてもユニークで面白いです。

人は、締め切りギリギリになるまで手を付けない傾向があります。

 

ですが、自分で人生をコントロールするために、できる人は常に自分の中で締め切りを作って必ずしなければならないことなど大事なことを先に終わらせています

 

そこで、始めるデッドラインを作るというのが紹介されています。いつまでに着手するというデッドラインです。とても面白いですね。最初は腰を上げるのが重いので、このデッドラインは有効だと思います。

 

 

もう一つ面白いのは、「モーメント」と呼ばれているきっかけです。

始めたら半分は終わっていると言ってもいいという表現が出てきます。

 

これは始めるデッドラインともかぶるところはあると思います。

そして、このなかで重要なのは、最初のモーメントは簡単なことから始めるというものです。

「本を一冊読む」ではなく「本の1ページを読む」

「小説を書く」ではなく「”こんにちは”を書いてみる」などです。

 

ハードルを下げてまずは行動を起こすことで、意外とそこから膨らんでいくものと言われていました。

 

今週はこの「始めるデッドライン」「開始のハードルを下げるモーメント」という2つを意識して生活してみたいと思います。

 

何度も読んだ本から学んだことを定期的に生活の中で適用できているか確認するのはとても大事ですね。

 

同じ本を紹介しながら、自分も毎回学びになるのでとてもいいなあと気に入っています。

 

この本は大好きなので、また今度、別の面を紹介したいと思います。