A Happy World Cup Year!
Footballファンの皆様、明けましておめでとう。
昨年は大サボリを演じ、シリーズ企画を2通積み残してしまった。
もともと誰かに約束して書いているわけではないので、特に気にしてはいないのだが、年を越してしまったことはそれなりに反省している。いずれ書き上がったら発信したいと思う。
それはそうと、いよいよW杯の年が幕を開けた。自身にとっては1970年メキシコ大会から40年、11回目の大会となり、当通信も2002年日韓大会にメルマガで開始してから3大会目となる。
思えば、今でこそ日本でのサッカーは大衆スポーツとして野球に次ぐ地位を得ているが、その昔はとても人気スポーツとは言えなかった。
その「助走」は日本サッカーのプロ化であるJリーグ発足とほぼ時を同じくした「ドーハの悲劇」、アメリカW杯予選であろう。そしてその助走は、フランス大会でのW杯初出場という輝かしい「大きな第一歩」に繋がる。続く地元開催の日韓大会で一気に弾みをつけ、ドイツ大会、南アフリカ大会へと日本サッカーは走り続けてきた。
近年の日本サッカーの発展においてW杯が果たした役割は大きい。W杯が日本サッカーを育て、W杯が日本人にサッカーの魅力を教えたのである。もう日本がW杯出場を果たしても、初出場を決めたときのように「○○の奇跡」とは呼ばれない。日本サッカーの成長の証である。
今年、新たな大陸でW杯が開催される。どんな結果であろうと、日本はまたひとつ「経験」という財産を手にする。そしてその経験は必ずや明日の日本サッカーの発展に寄与するのだ。
だから皆にお願いしたい。この大会をどう展望するのか、これまでもそうであったように、これからも様々な意見があるだろし、様々な議論がなされるだろう。しかし、ひとつだけ外して欲しくないことがある。
それは「大会を楽しんでもらいたい」ということ。「サッカーを、Footballを愛して欲しい」ということ。
そういう気持ちで大会を見てもらえば、どの国が優勝しようが、日本がどんな成績であろうが、きっとあなたは大会に満足するはずだ。そして、あなたは次の大会が楽しみになる。
何でそんなことが言えるかって?理由は簡単、それは私自身がそうだったからである。
さあ、四の五の言わず一緒に楽しもうぜ。待ちに待ったWorld Cup Yearを!
今年もよろしく
魂のフーリガン