雨上がりの… | 無と夢・・・現実

無と夢・・・現実

何時までたっても・・・

何処にいっても・・・

ベカンはベカン・・・変わりなく・・・

次の日の朝



でんでん


庭を掃いていた

久々の青空を見上げたら

飛行機が3機飛び交っていた


目を落としたら

塀をカタツムリがゆっくりと動いていた


手紙~拝啓 十五の君へ~という歌

自分の中で聞くと泣けてくるランキングに入っている

不意に浮かんできた


中学を卒業する頃

半世紀を生きて来た未来の自分が

こんな片田舎の辺鄙な場所で

朝から庭を掃いているなどと

近所のココロないおばはんの言動を

道を掃く毎に思い返してはムカつきながら

落ちた百日紅の葉を掃いているなどと

1%でも想像をしていただろうか…


けして不幸ではない…と想う

ありふれて取り立てて何もない毎日が幸せだというのなら

確かに…幸せなのかもしれない


いや寧ろ

大凡いつも

今が幸せと想って生きてきた


それは…やはり幸せってことなんだろう



っていうより

幸せって何なんだ?


人は何を望んで生きているのだろう…