松岡真宏 著「時間資本主義の到来」 | 千葉の習志野に文化村を作ろうよ!

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             《足元文化の再発見と再構築を》

 副題には「あなたの時間価値はどこまで高められるか」とある。

 

まずは 目次


  第一部 時間資本主義の到来
   第一章  人類に残された制約条件「時間」
   第二章  時間価値の経済学
   第三章  価値連鎖の最適化から一人ひとりの時間価値最適化へ


  第二部 時間にまつわるビジネスの諸相
   第四章  時間そのものを切り売りする
   第五章  選択の時間
   第六章  移動の時間
   第七章  交換の時間

 

 第三部 あなたの時間価値はどのように決まるのか
   第八章  人に会う時間を作れる人、作れない人
   第九章  公私混同の時代
   第十章  時間価値と生産性の関係


  第四部 時間価値を高めるために 場所・時間・未来
   第十一章 時空を超えて
   第十二章 巨大都市隆盛の時代
   第十三章 思い出の総和が深遠な社会へ

 

 以下、本文からいくつか抜粋引用


 “「かたまり時間」が価値を持ち、「すきま時間」が無価値であるという従来のパラダイムが大きく変わってきている。スマホの登場によって、私たちが偶発的に獲得する数分間、あ

るいは数秒間という「すきま時間」に息吹が与えられ、意味ある時間として新たな輝きを保持し始めたためである。”


 “SNSのタイムラインがキュレーションの役割を果たしていくのではないかと考えられる。興味や関心の近い人や分野は違えども面白い考え方をする人をフォローしていれば、彼ら

の関心のあるニュース・記事が自ずとタイムラインに流れるようになる。そこにはきっと、自分が検索しただけではたどり着けないような、遠い世界の情報もあるだろう。わざわざキュ

レーションサービスを使わずとも、それで十分という人もいるはずだ。”


 “情報集積度が高い人には、さらに多くの人からの情報アクセスがあり、その集積度合いは急速に増していく。これはクリエイティビティの格差につながり、ひいては「金額的」労働

生産性の格差となり、収入の格差となる。こうなると第二次産業のときに想定していた時間あたりの「量的」労働生産性の意味が希薄化し、偶発的クリエイティビティを高いヒントで発

生させられる組織や個人が、超過利潤を獲得する世界が生まれてくる。”


 “クリエイティビティあふれる人が輝ける環境づくりの有無は、究極的に重要な要素となる。‥‥ 有能な人材が集まりやすい企業づくりとは、多様性への寛容さだと思われる。そし

て、有能な人材が経験値を積める場所、他の有能な人材と自由につながれる時間と空間づくりが、他の企業との差別化に最終的にはつながることになるだろう。”


 “‥‥ 私たちが取るべき行動は、クリエイティビティに価値があることを認めることだ。‥‥ あらゆる仕事に、クリエイティビティな側面を見出し、改良、改善、刷新して付加価

値を出していこうとすることは、すべての人が今後やっていくべきことになる。”



 企業や個人のこれからの時間への要求は、「時間効率化」から、もう既に、創造的で豊かな時間を過ごす「時間快適化」へシフトしつつある。

 「時間価値」‥時間をどう過ごすか、この価値観は人それぞれであるが、いずれにせよ、これを高めることが満足感や幸福感につながるのは間違いない。
そのような中でクリエイティビティを希求していくことは、とても需要なことであると改めて感じさせてくれた。


 P.S.
 191ページの図は1日の時間を考える上で、なかなか面白い図