かなり久々の更新です。
夕立が降ってきたので、夕立の和歌を。
金葉和歌集・夏部150源俊頼朝臣の和歌を。
「この里もゆふだちしけり浅茅生(あさぢふ)に露のすがらぬくさの葉もなし」

この歌は雨の後の草を詠んだ歌で、簡単に訳すと「この里でも夕立が降ったのだなぁ。浅茅生には露のついていない草の葉もないよ。」となります。

一見すると普通の歌ですが、作者が実際に夕立にあったのではなく、周りの草葉の露を見て夕立が降ったのに気づくという綺麗な気づきの歌です。
和歌では、露を宝石に見立てて詠むこともあるので、この歌でも夕立のあと、光が当たってキラキラと一面に宝石が散ってる野原を見て詠んだのかも?笑
5月くらいからずっと休んでてすみませんでした!!m(__)m 長らく充電させていただき、「和歌ブログ」毎週の日、水曜日の2更新に決めて再開していきたいと思います!!
みなさま、よろしくお願いします♪
今日は、古今和歌集・恋部にある読人しらずの歌を。


「夢のうちに あひ見ん事を 頼みつつ くらせるよひは 寝んかたもなし」


訳は、「夢の中であなたに逢えることを頼りに思いながら1日を過ごした日の夜は、寝ようにも寝ようがない。」となります。

二人の関係までは断定できませんが、相手が大好きなんでしょうね。
現実には会えないけど、夢の中でならあなたに会えるだろうと、それをすごく楽しみにしながら1日を過ごした日。やっと夜が来て、いざ寝ようとすると…あれっ、ドキドキし過ぎて眠れない!!寝ないとあの人に会えないのに、眠り方が分からない…。
という感じの歌です。

初々しい片想いとも取れるし、ラブラブなカップルとも、破局寸前とも取ることができますね。
みなさんはどんなシチュエーションだと想像しました??