県別対抗戦、高知対山口広島連合の第3戦は高知一宮高校対広島三工高校との試合。
一宮は第4戦の予定でしたが、試合開始時間の都合により第3戦での登場となりました。
総合力ではほぼ互角の両チームの対戦。試合を見ていきましょう。
尚、この試合から高知がホームとなります。

URL↓

両校スタメン↓
高知一宮高校
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熊本咲良高校さんとの試合からスタメン野手は変えず、ベンチ入りメンバーを少し入れ替えました。
先発投手はエース竹内。
不調ですが、6回3失点を目処に投げてくれればいいですね。
リリーフには黒木が待機です。

広島三工高校
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全体的にミートの高い野手が並んでいます。
繋がり出すと一気に畳み掛けられそうな打線ですね。
先発投手はUR No.108の山田君。
コントロールが良く、大崩れしそうにないタイプですね。
また、山田君もミートがCという事で、切れ目のない打線が完成しています。

では経過を見ていきましょう。
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後攻の一宮高校は2回、三工高校セカンド橋詰君のエラーとフィルダースチョイスでノーアウト1、2塁のチャンスを迎えますが、後続が続かず無得点。
対する先攻の三工高校は3回表、一宮高校先発の竹内を攻め立てツーアウト1、3塁としますが、4番の橋詰君がセンターフライに倒れ結局無得点。一宮高校は7回表途中から2番手の黒木に、三工高校も7回裏途中から風間君にスイッチ。この後も両校投手陣が好投を続けます。
そして迎えた9回表。
ワンアウトから8番粕谷君が内野安打で出塁すると、9番風間君のショートゴロでランナー進塁、ツーアウト2塁と得点圏にランナーを進めます。
ここで迎えた1番中谷君が均衡を破るタイムリーツーベースで1点を先制!
これが決勝点となり、三工高校が接戦を制しました。

両校打撃成績↓
一宮高校
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三工高校
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一宮は2安打ではどうしようもなかったですね。
采配にも工夫が必要です。今後の課題ですね。
対する三工高校は柴田君の3安打以外に、犠打が多い事がわかります。
きっちり得点圏にランナーを進めて、チャンスをモノにするというチームの形が見えます。

続いて両校投手成績↓
一宮高校
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三工高校
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両校投手陣共に良い内容だと思います。
一宮で言えば、2番手黒木が失点してしまいましたが、責めることは出来ない内容です。
三工高校投手陣は文句のつけようがありません。


意外にも投手戦となりました。
むしろ一宮はこんな試合やった事がありません(笑)
こんな試合も出来るんです。
負けはしましたが自信になる敗戦です。
この試合を糧にもう一回り大きくなりたいものです。
また、見習う点も多く、色々と勉強させて頂けた試合にもなりました。

一宮高校の敗戦で対抗戦の成績は高知2勝、広島1勝となりました。
高知代表に黒星をつけてしまったことは申し訳ないです。
ただ、高知代表はまだリードしていますし、力のある学校が控えています。
この後も熱戦に期待しましょう。