中高生時代、日本では友達を作ったりなどコミュニケーションが苦手でした。
 
他人がどう思っているのか気にしすぎて疲れてしまう自爆系でした。不登校も経験しました。
 
しかし、留学先では何とかなりました。むしろ、留学中の方が人間関係は気楽でした。

それはズバリ、「違いを否定しない文化」のおかげだと思います。
 
北米は、日本とは違って多民族国家です。
 
様々な文化や宗教がのバックグラウンドを持つ人がおり、価値観も人によって全く違います。
 
なので行動や考え方が違うのは自然なことなのです。
 
だから他人と同じでなくても、否定されたり指図を受けることはあまりなく、だんだん「自分は自分で良いのかも」と思えるようになってきました。
 
北米人は自分の意見をハッキリ言うとよく聞きますが、あれは、必ずしも自信満々だったり気が強いわけではなくて、「自分の考えが人と違ってもOK」という安心して意見を言える空気があるからなのではないかと思います。
 
自分の意見を言うからといって、自分が正しいと主張するわけでも、自分と違う意見を否定するわけでもない。
 
ただ、「自分の頭の中はこうだよ」と見せてるだけ。
 
これは、わたしが留学を通して得た学びのひとつです。