〜SHINee's story〜 -38ページ目

〜SHINee's story〜

Taemin's story&Onew's story連載中

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ヒュー…


ドーン!!!






『あ』


花火…


「始まっちゃったね」

『うん』


私たちの上に大きな花火が
キラキラと一面に広がった。


綺麗…


周りの人も同じように
その場に立ち尽くして
夜空を見上げている。

あなたの方を見たら
花火に照らされた瞳が
ゆらゆら輝いて

あまりにも綺麗すぎたから
私は思わず目を伏せた。

あなたみたいな人が
今隣に居ることが
本当に信じられないの。

私なんかが近くに居て
いいのかなって…

引け目を感じるくらい
あなたは美しい。

ねぇ、そういうのも全部
ちゃんと分かってる?








あの日

あなたの横顔に
隠された想いも

花火が終わるまで
ずっと繋がれた手の意味も

私はまだ知らない。








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夢のような花火大会が終わって
夏休みになった。

彼との花火大会も
凄く楽しかったんだけど
印象深いのは…



だめだ。

あんまり考え過ぎたらだめ。



あれからずっと
テミン君との連絡が
続いていて

聞いたところによると
両親が共働きだから
帰って来るのが遅いらしい。

だからあなたの寂しさを
私が少しでも埋められたら…

ってそう想いながら
あなたからのメールを返した。

そんな理由は
こじつけなのかな?

本当はあなたと
連絡が取りたいって
思ってるのかな。



彼氏は夏休み中
部活に忙しくて
何回かデートも重ねたけど

メールでテミン君と
話す時間の方が長かった。

もしかしたら私も
あなたに助けられて
いたのかもしれない。

彼と会えない寂しさを
埋めてくれたのかもしれない。











夏休みが明けて
ツクツクボウシの鳴き声に
夏の終わりを感じながら
新学期が始まった。

それでもまだまだ
暑いなあ…

電車から降りて
日陰を歩いていたら
前に見慣れた姿。


「テミン!」


私の声にあなたが振り返る。

メールをするうちに
呼び慣れたあなたの名前。


『わ!ヌナおはよう』


「久しぶりだね」


『うん、久しぶり。

元気だった?』


「元気だよ。

テミンも元気でしょ?」


『うん』


あ、私があげたピアス
付けてくれてる。

それに気付いた途端
嬉しさと同時に
ふとあの時の感覚が蘇ってきて
私たち手を繋いだんだって。

今思えば何だったんだろう…?
って思うけど
いちいちそんな事考えてるのは
きっと私だけ。


『前髪伸びたね』


「そうなの。

そろそろ美容院行かないと」


あの日の事を思い出してたら
急に恥ずかしくなってきて
動揺しながら答えた。

そんなことなんてお構い無しに
あなたは話しかけてくる。

あぁ…やっぱり
変に意識してるのは私だけ。














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