〜SHINee's story〜 -31ページ目

〜SHINee's story〜

Taemin's story&Onew's story連載中

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「少しだけ歩こう」


お店を出て
君をタクシーで送る
つもりだったけど

離れたくない気持ちが
僕を支配する。

君が明日も仕事だって
分かってるなら
早く帰すべきなのに。


『夜風が気持ちいいね』


風に揺られながら歩く
君の頬は少し赤い。


『このまま夜が
明けなければいいのに…』


今この状況で
その言葉は言っちゃだめでしょ。

我慢してたのに。



胸が苦しくなって
思わず僕は


『!』


君の手を握った。


「僕らこうやって歩く方が
自然じゃない?」


『う…ん』


君の手は小さくて細くて
何より綺麗だ。

僕は君の全てが愛おしい。

今すぐ僕のものになってくれと
そう言ったら君は何て答える?













そのまま君と手を繋いで
タクシーに乗った。

乗る時に一度離てしまった手も
また僕の方から握り締めたら

君もそれに応えるように
そっと握り返してくれた。











タクシーが君の家の前に着く。


「遅くまでごめん。

ゆっくり休んで」


『おっぱの方こそ
疲れてるのにありがとう』


君が少し寂しそうに笑うから
頭をポンポンと撫でた。

髪の感触が
サラサラとして気持ちいい。

こんな事してたら
いつまでも離れられないや…




「じゃあまたね」


『うん、またね』



君が背を向けて
歩き始める。


次会える時まで
僕は耐えられるだろうか。









ごめん




もう少しだけ、


君が欲しい。





















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