Taemin's story(テミンver.)1ー17 | 〜SHINee's story〜

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放課後、僕らは
校門の前でヌナを
待ち伏せした。


『なかなか来ないなあ…』


15分程待った頃


「あ、来た」

『どこ?…あれか。

見つけるの早いな(笑)

よし、行こ』



僕らが近寄って行くと
ヌナ達も気付いたようで
あっ!という顔をした。


『こんにちは』


カイが挨拶する。


『こんにちは。

どうしたの?』


久しぶりに聞くヌナの声。

驚いた顔で僕の方を見た。


「あの…」


僕が口籠っていると
 カイが横から話し始める。


『俺ら夏祭り行こって
言ってるんですけど
男二人で行くのも
どうかなって思ってて(笑)

もし良かったらお二人も
一緒にどうかなー?って
思ったんです!

先輩、テミンと仲良い
みたいですし』


誘い方が自然だ。

カイはこういうのにも
慣れてるんだ。


『夏祭り…』


その先の言葉を
僕は息を飲んで待つ。


『約束しちゃってるんだよね…』


…やっぱり。

誰と?なんて
聞かなくても分かる。


『でも、いつのやつ?』

「18日かな?」


僕が答えたら


『他の日に約束してるから
18日なら行けるかも』

「ちんちゃっ?」


落ち込みかけていた心が
一気に弾んだ。

本当に?本当に?


『お友達さんは?』


カイがヌナの友達に尋ねたら


『私も行けます』


よし、決まり。

カイと顔を見合わせて
やった!と合図をした。

それと同時に


(『連絡先聞いとけよ』)


僕にそっと耳打ちする。


「あのさ、
連絡先交換しとかない?

夏祭りのことも
決めなきゃだし」

『うん、いいよ』


こうして僕らは
連絡先を交換した。

それだけで僕にとっては
大きな進展だったけど
夏祭りの約束までしたのだ。

誕生日なんていつも
何も無いまま終わっていったけど
今年は君と過ごせる。

誕生日がこんなに待ち遠しいのは
初めてだった。







「ヌナ、夏祭りの日
浴衣着てくるδvδ?」

『着て行くつもりだよ~^^』


ヌナと連絡を取り始めてから
ずっとメールが続いていた。

今までは何の連絡手段も無くて
ただ偶然に会える奇跡を
待っていただけだったけど

こうやって連絡を取り合ってると
不思議と僕の心は満たされた。

メールはどうも苦手だったけど
ヌナからの返事は特別で
返ってくる度に嬉しかった。


「明日18時に駅の前ね!」

『うん、分かった』


気付けばもう明日は約束の日。

僕はその日
ヌナの浴衣姿を想像しては
胸がドキドキして
中々眠りにつけなかった。


早くヌナに会いたい…



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