Taemin's story(テミンver.)1ー14 | 〜SHINee's story〜

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クラスでのリハが終わって
13時まで少し時間ができた。

「カイ、ヌナのお店
行きたいんだけど」

『いいよ、どこでやってんの?』

「中庭」

『行こう行こう』



中庭に降りると
綿菓子の看板が見えた。

いるかな?

お店に近付いても
ヌナの姿が見当たらない。

『いた?』

「いない…

もしかして休憩かな?」

タイミング悪い。

せっかく買いに来ても
ヌナが居なかったら
意味ないじゃん…



落ち込む僕の腕を
誰かがつんつんとした。

そっちを向くと
ヌナが笑顔で立っている。

隣には友達もいた。

『綿菓子、買いに来てくれたの?』

一気に僕の気持ちは
軽やかになる。

「うん、買いに来たのに
ヌナ居ないから
どうしようかと思った(笑)」

『ごめん、私もちょうど
休憩時間だったの』




『あの、もし良かったら
少しだけ僕らと回りませんか?

僕らもちょうど
休憩時間なんです』

いきなりカイに話しかけられて
ヌナは少し驚いてるようだった。

「あ、こいつはカイ。

僕と一番仲良いから
覚えといて(笑)」

『カイ君。初めまして』

カイとヌナが挨拶を交わして、
今度はヌナの友達を
紹介してくれた。

『よ、よろしくお願いします』

「よろしくお願いします」

確かこの人が僕のこと
王子様って言ってた人。

ヌナの少し後ろに
隠れるように立っていて
僕の方を見るのも
精一杯のようだった。

『で、どうですか?

一緒に回りませんか?』

カイがまた誘う。

僕のために
言ってくれてるんだろう。

僕もヌナの返事を待った。

『ごめんなさい。

休憩時間あと5分くらいしか
残ってないの』

そうなんだ、残念…

『せっかく誘ってくれたのに
ごめんね…』

「ううん。

でもせっかくだから
綿菓子買って行くよ」

『ほんと?ありがとう。

まだ少し時間あるから
一緒に並ぼっか』

そう言って僕らが並ぶのと一緒に
ヌナと友達も並んだ。

『実はまだ私たちも
クラスで作った綿菓子
食べれてないんだよね(笑)』

「そーなの?

じゃあ僕が買ったやつ
ヌナにあげるから
少しだけ僕に分けてよ」

『え!いいよ!

自分の分買いなよ』

「そこまで甘いもの
好きじゃないから
少しだけ食べれたらいいよ」

なんて、本当は
半分こしたいから
ただの口実。

『いいの?』

「うん、むしろ
そうしてくれたら嬉しい」

『分かった、ありがとう』



買った綿菓子はサービスで
少し大きめに作ってくれた。

「はい、ヌナ持ってて」

綿菓子を持たせて
おつりを財布にしまう。

「食べていいよ」

『じゃあいただきま~す』

嬉しそうに綿菓子をかじる。

『おいしい!フワフワ!

自分達で言うのもあれだけど(笑)』

口の周りについた
綿菓子を取りながら
ふふっと笑う。

そんな笑顔を見れるなら
なんだって買うよ。

「僕にもちょーだい」

綿菓子を握っているヌナの手を
そのまま包んで顔を寄せた。


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