Taemin's story1ー2 | 〜SHINee's story〜

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「ごめんなさ…」


大丈夫ですか?』










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目が合った瞬間に、

私はあなたが誰だか分かってしまった。





真っ直ぐな瞳、
鼻筋の通った綺麗な顔、
すらっとした細い足。





まるで王子様のような…











『あの…』






あなたの声で私は我に返った。




ー そうだ謝らないと。

そして早く彼の元へ行かないと。






「い、いきなり飛び出して
ごめんなさい!」



『こちらこそすみません。
前を見て無くて…』




あなたは支えるように
私の両肩を掴んでいた。


綺麗な男の子を目の前にすると
こんなに緊張するものなのか、
と言わんばかりに
鼓動が早くなっていくのが分かった。







『痛くなかったですか?』



「全然大丈夫です!
そちらこそ大丈夫ですか?」



『大丈夫です。
ありがとうございます』




あなたは少し微笑みながら言った。


この笑顔に今まで何人の女の子が
胸をときめかせたんだろう。







「本当にごめんなさい!

じゃあ…」



ペコッと頭を下げて
その場を逃げるように去った。


あなたの手が触れていた部分が
まだ少し熱くて、
鼓動も落ち着かない。




ー だから苦手なんだ。

自分をうまく保てなくなるから。




元々男の子は少し苦手。


ましてやあんなに綺麗な男の子と
話したことなんて一度もなかった。


そういう機会を避けていた
せいもあるだろうけど…









急ぐことも忘れて
そんな事を考えていたら
いつの間にか彼の姿が目の前にあった。



「ごめん、待った?」



全然待ってないよと
優しく微笑んで許してくれる彼。


帰ろうか、と握られた手から
伝わる彼のぬくもり。


私はこの安心感で包み込んでくれる
大きな手が好き。


彼が笑顔になるとつられて
私も笑顔になって、
幸せだなあって心から思う。


この幸せがずっと続けばいい。