ハンマー20

　　　　内側から綺麗になる

一ヶ月風邪が治りません。

免疫力が低下しているせいか

皮膚が赤くヒリヒリしています。

ボクは死にますか？

東京では大学の学園祭シーズンになってきました。

という事はつまり

ミスコンシーズンです。

という事はつまり

テレビ局のアナウンサーになるための一次試験という事です。

東京のお偉いさんは大学のミスコンをチェックしていたりします。

メディアも取り上げます。

それに比べて地方のミスコンはどうしたって内輪で終わってしまう感じですね。

関西のミスコンですらグランプリ獲って有名になった人と言うのを聞きません。

オセロの中島知子くらいでしょうか。

お笑い芸人ですね。

東京の大学のミスコンでグランプリを獲って

テレビ局アナウンサーになって

プロ野球選手と結婚する。

そんな必勝コンボを決めた人ほど

『内面から磨いて行きましょう』とか言います。

人は見た目が９割とか言われているこのご時勢に

『インナーマッスル』とか『インナービューティー』とか言います。

聞こえのいい仕事に就いたり

お金持ちと結婚したり

世間体を意識した人生を歩んでいるように見える人に限って

そと見を否定して内面を声高に叫んでいるのは

少し理解に苦しみます。

女手一つで子供を育てたうちのばあちゃんが

『偉そうな事言う前にまず風邪をひかんようにしんさい』

って言ってましたが

そっちの方がよっぽど説得力ある気がします。

平成で言うところの『インナービューティー』ってのは

昭和で言うところの

『人はみんなドロにまみれた肉体労働者なんだから体が資本よ』って事だとすると

雨の日も風の日も縫製工場で働き続けたうちのばあちゃんにこそ

ミスコングランプリをあげるべきだと思います。

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MM1

　　　　鼻歌を歌う人

口笛を吹く人がいる。

鼻歌を歌う人がいる。

鼻ラッパーな人がいる。

気になる。

悪い意味で気になる。

おそらくオリジナルソング。

自分の世界で名作曲家になっている。

でもそれを隣で聴いている人は気になる。

確かにクリエイトの原点は自己満足なのだけれど

周りで聴いている人がいるんだったら

それはもうエンターテイメントとしての宿命を背負わなければいけない。

その意識がない人が

今日もオリジナル鼻歌を口ずさんでいる。

それは自分の中で完結しているコミュニケーション。

他者と繋がる意識がないものを発信するくらいなら

ひきこもっていて欲しい。

と、ボクの中のちいちゃなおっちゃんが言っている。

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MM1

　　　　　　ヒリヒリする生き方

人を応援するってのはすごく難しい。

というかおこがましい行為なのかも知れない

と最近思ったりするわけで、

頑張ってる人に頑張ってって言うのは酷な事なわけで、

むしろお前が頑張れよってなるわけで、

タイガースファンのおっちゃんがいる。

あなた金本にガンバレ～って言ってますけど

金本年俸３億円近くもらっているわけで

むしろおっちゃんあんたがガンバレよって思う。

あ、分かりにくい。

ヒリヒリした生き方をしている人がいる。

自分の時間に真剣に向合っている人がいる。

誰かを応援しようと思って時間をさいているわけではなくて

自分の人生に集中している。

ただそれだけの事だけれど

そういう人に励まされる事がある。

ぬるい生き方をしている人から応援されるよりも

よっぽど元気になれる。

結局、応援って言うのは

誰かのために自分が感情移入してあげるのではなくて

誰かを自分に感情移入させる事なんじゃないか。

そんなことを思う小雨がぱらつく水曜日の午後。

阪神の金本を応援するタイガースファンのおっちゃんのように

応援って言うのは

応援される方(金本)はもちろん、

それ以上に応援する方(おっちゃんのう方)が気持ちいい。

その関係がいいね。

でもちょっと金本がチャンスで打たないってだけで金本をヤジるのは良くないね。

見返りを求める応援は良くないね。

話がずれた。

応援されている人よりも

応援している人の方がパワーもらっている事が多いんだなって

ガンバレって言われる人は案外、けっこう頑張ってて

ガンバレって言ってる人の方がよっぽど頑張ってなかったりするもんだなって

そんなことを

最近、思ったり思わなかったり

そんな感じです。

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LAB2

　　　　孤独を愛する理由

孤独死する老人、引きこもる若者、

最近、孤独を愛する人と孤独を嫌う人の二極化がひどい。

ボクの周りでの話なので

一般論かどうかは別として

現代人は孤独とは上手く付き合っていかなくてはいけない。

サザエさんシンドロームという言葉がある。

日曜日の夕方にサザエさんを見ると

「もう休日が終わる。明日からまた働かなくてはいけない」

と言う月曜日から始まる仕事漬けの一週間を想起をさせられ

その事でウツっぽくなる症状をサザエさんシンドロームと言う。

サザエさん症候群自体が比較的新しい言葉ではあるのだけれど

さらに最近では少し変形してきていて

一人暮らしで家族と離れて暮らす若者がサザエさんを見てホームシックになったり

結婚をしていない彼氏もいない働く女性がサザエさんを見て孤独を感じて鬱になったりする事も

サザエさん症候群と言うようになってきている。

現代人の症状にあわせて病自体の定義も変わって行く。

現代病も現代人の速度にあわせて進化している。

昭和を代表する家族形態の「サザエさん」が

平成ワンルームマンション族に孤独を感じさせている。

家族がいない事、結婚していない事、子供がいない事、などを否定されているような

強迫観念を感じるのだと言う。

明日から働か『なければいけない』

でも本当は家族を持つ『べきだ』

そういう日本の本来あるべき姿と

現代のギャップが重くのしかかってくる。

日本人特有の病気。

孤独と上手く付き合っていかなければ

あっという間にこの病に取り込まれてしまう。

家族と一緒に過ごす事が当たり前だと昭和と言う時代が訴えかけてくるのなら

孤独と一緒に過ごす事が当たり前なのだと平成の時代に生きる人間として

訴え返せばいい。

そもそも

難しく考えずに適当に現状を愛せばいい。

結局、日本人は真面目なんだろうね。

あ～、真面目な事を書くと脳みそ痒くなる。

よく分かりません。

今日もお腹が空いたので美味しいゴハンを食べます。

それでいいと思います。

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エルレイ

　　　　　アジアの味

アメリカの食文化を大きく変えた働きが認められて、

キッコーマンが米議会に表彰される動きがあるらしい。

醤油は偉大ですね。

慰安婦問題で対日非難をしている反面、

それはそれとして

ソイソースはとてもファンタスティックだね

ってことらしいです。

肉焼いて塩コショーして食えばいいじゃんって言う外人さんからしたら

味噌とか醤油とか、納豆も含めて

大豆を腐らせるって発想が東洋の神秘ってことなわけですね。

腐りやすい日本のジメっとした風土のなせる業というか

腐ってても、引きこもってても、

今の日本は何とか生きれてしまう環境ですからね。

腐りやすく引きこもりやすい日本の風土。

そしてこれからの日本は

今の日本社会の速度についていけずに

何年か腐ってて、ひきこもっていたりする人間が

そのうちなんかおもしろいもん作って

何年か後に表彰されたりするのかもしれませんね。

腐った後でファンタスティックなもんを生み出す日本文化。

醤油世代と名付けましょう。

そにしても

日本の引きこもりは欧米の人には全く理解不能らしいです。

欧米人は引きこもるくらいなら他人に自分の不満を言い散らすらしいです。

僕からしたらそっちの方が理解不能な気はしますが。

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